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小水力発電を研究する「水車プロジェクトチーム」が、『高校生夢AWARD5全国大会』に初出場しました。
全国からの応募総数1554人の中から10人に選抜されてのことですから、名誉なことです。
今回の課題は、私たちが取り組む無電荷地域への支援事業をビジネスモデルとして売り込むというものでした。こういったことは、工業高校としても、予測不可能な時代(BUCA)を生き抜く若者のため、用意すべき教育プログラムかもしれません。
本大会出場のために、全国から集まった10人の生徒さんたち。そのレベルの高さには驚かされました。それでも我がキャプテンの細石君は臆せず頑張ってくれたと思います。3年間の思いをぶつけてくれました。
その結果、グランプリは逃しましたが「テクノロジー賞」を受賞することができました。
終了後、本大会の主催者である渡邉 美樹(公益財団法⼈みんなの夢をかなえる会 代表理事/ワタミ株式会社 代表取締役会⻑兼社⻑)さんから、「5Wの発電量ではなく、50Wであればグランプリだったよ!」と声をかけてくださいました。(倍電圧整流回路で電圧を倍増できていることをプレゼンに盛り込んでいたら、結果は違ったかもしれません)
結果は少し残念な感じはありましたが、キャプテンの細石君は他のメンバーの分まで頑張ってくれたと思います。細石君は「全国に仲間ができた。このような世界があるとは知らなかった。専門高校として現段階からビジネスを意識することは大変勉強になる。また視野が広がった」と述べてくれました。
この日、会場となった国立オリンピック記念青少年総合センター内に、「大分県立大分工業高等学校」という校名が何度も連呼されました。全国に本校の名前が響き渡った1日でもありました。
本大会を主催・運営してくださった皆様、本当にお疲れ様でした。そして、出場した生徒の皆様もお疲れ様でした。生徒諸君の未来が幸多きことを願っております。