全校集会🏫 校長式辞

 皆さん、こんにちは。2月から3年生が家庭学習期間に入り、今日から1、2年生だけでの全校集会となりました。校内が少し静かになったように感じますが、皆さんは学年末考査に向け、今なすべきことにしっかりと取り組んでください。

 さて、先日の部活動の新人戦、私も可能な限り会場へ足を運び、皆さんの勇姿を観戦させてもらいました。最後まで諦めずに粘り強く戦う姿、そしてそれを全力で支える熱い応援。その素晴らしい光景に、何度も心が震える思いがしました。怪我やアクシデントで悔しい思いをした人もいるでしょう。しかし、「思い通りにならない経験」こそが人を大きく成長させます。この悔しさを糧に、高校総体では自分の持ち味を爆発させられるよう、再び歩みを進めてください。

 この新人戦を観戦しながら、私は「大工魂」とは何かを改めて考えていました。私が19年間、本校を見てきた中で辿り着いた一つの答え。それは、「節度のある元気」 + 「品位と品格のある行い」これこそが「大工魂」であり、本校の生徒が地域や社会から長く愛され続けている理由ではないかと思うのです。

 今、全国の高校の平均求人倍率は4.1倍ですが、工業高校の卒業生に対しては31.9倍という驚異的な期待が寄せられています。県内一のマンモス校であり、3万3千人もの卒業生を擁する本校への注目度は、かつてないほど高まっています。しかし、注目されればされるほど、皆さんの「品位」や「品格」が問われることも忘れないでください。技術があるのは当たり前。その上に、人間としての「品格」が備わって初めて、社会は君たちを真のプロフェッショナルとして認め、期待を寄せるのです。

 最後に、学年ごとに伝えたいことがあります。 まず2年生へ。修学旅行を通じて、皆さんの最大の強みは「体力」だと感じました。その有り余るエネルギーを、次は自分の進路に向けなさい。人の話をよく聞き、しっかり悩み、自分なりの答えを早く出し、目標を設定してください。そして1年生へ。高校生活に慣れ、自分に甘えが出ていませんか。入学試験を突破するために必死だったあの頃の自分を振り返り、今の日常を見直してください。

 私が皆さんにいつも伝えている「一器一芸」と「人の役に立つことを考えることを考えられる人に」。 この二つを意識して過ごす一日一日の積み重ねが、皆さんの未来を形作ります。日々の努力に裏打ちされた「誇り」を持ち、胸を張ってこの一年を締めくくれるよう、全力で頑張っていきましょう。

以上、式辞とします。