着任のご挨拶

 本年度着任いたしました校長の円福秀樹(えんぷく ひでき)と申します。日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

 本校は明治35年に創立され本年で123年目を迎え県内屈指の歴史と伝統を誇り、県内はもとより、国内外で活躍する工業技術者を輩出している工業高校です。「正確・勤勉・健康」の校訓のもと、生徒と職員が一つになって、学んだ知識や技術を生かした取り組みで様々な分野で大きな成果をあげているところです。

 さて、これからはSociety5.0に象徴されるよう先端技術を効果的に活用し、豊かな生き方を模索しながら人生を送る時代となってきます。本校でも次代を担う工業技術者を育成するために、今まで我が国日本の得意としてきた「ものづくり」とIoTやAIに代表されるような「デジタル技術」を融合させた新たな教育システムの構築が急務となっています。変化する社会構造や雇用環境に対応できるよう、新しい時代をたくましく生き抜く力を育成し、本校を取り巻くすべての人のウェルビーイングに貢献できる人材育成に全職員で取り組んでまいります。

 私も校長として、これまでの経験を活かして微力ではありますが大分工業高校のますますの発展ため全力で職責を果たしていくことを申し上げ着任のご挨拶といたします。