【建築科】放課後の木工室

今回は、建築同好会・木工班の活動の様子をご報告します。 新しく入部した1年生たちが、建築のものづくりにおいて最も重要と言っても過言ではない「道具の手入れ」に挑戦しました。

今回のお題は、長年の使用で「刃がボロボロになってしまったノミ(鑿)」の再生です。

🪚 木工の基本は「道具の手入れ」から

先輩たちから引き継いだノミの中には、刃先が欠けてしまったり、錆びてしまったりして、そのままでは使えないものがたくさんあります。1年生たちは「これからお世話になる道具を自分の手で蘇らせる」というミッションに挑みました。

🛠️ ボロボロのノミが蘇るまでのプロセス

1年生たちは、先輩や顧問の指導のもと、何種類もの「砥石(といし)」を使い分けて作業を進めました。

  1. 荒砥石(あらといし)で形を整える まずは一番目の粗い砥石を使い、ボロボロに欠けてしまった刃先をガリガリと削り落とします。刃の角度を一定に保ったまま擦るのが難しく、最初はみんな苦戦していました。
  2. 中砥石(なかといし)で傷を消す 欠けがなくなったら、次の中砥石へ。荒砥石でついた深い傷を消し、刃先を滑らかに整えていきます。
  3. 仕上砥石(しあげといし)で鏡面仕上げ 最後に、最も目の細かい仕上砥石で磨き上げます。研ぎ澄まされた刃先は、まるで鏡のようにピカピカに輝き始めます。

✨ 劇的ビフォーアフターと1年生の成長

最初は錆びて刃先がガタガタだったノミが、1年生たちの粘り強い努力によって、見事に髪の毛一本でも切れそうなほどの鋭い刃を取り戻しました!

地味で根気のいる作業ですが、道具と真摯に向き合うことで、ものづくりに対する姿勢が一段と引き締まったようです。

自分たちの手で命を吹き込んだノミを使って、1年生たちがこれからどんな作品を作り上げていくのか、どうぞご期待ください。今後とも建築同好会への応援をよろしくお願いいたします!