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「技」の日本一を競い合う、第62回技能五輪全国大会が11月23日~24日と愛知県を主会場に行われました。
本校から、3年機械科 濵嵜 史哉がフライス盤職種では大分県高校生初の参加となりました。
フライス盤はポリテクセンター中部で行われ、大手企業から28名の選手が参加し、高校生は濵嵜君1人の参加でした。
競技グループをA~Dの4つに分け、本校は最終日(23日)のDグループとなり、地元企業の参加や休日が重なり多くの見学者が詰めかけました。
競技課題は非常に難易度が高く、高校の授業では習わないボーリングヘッド加工やアリ溝加工など大変苦労した加工が沢山ありました。
競技時間も5時間15分と体力・集中力・技術力が無いと完成には程遠い課題となっています。
また、本校だけでは作業台や工具が足りず大分県内の工業高校や短期大学校のお力をお借り、チーム大分で臨むことが出来ました
そのおかげで濵嵜君は沢山の見学者が見つめる中、5時間15分を集中して取り組み、練習以上の力を発揮することが出来ました。
選手・指導者共に大きな成果が得られた技能五輪全国大会となりました。
また、今年本校機械科を卒業した日産自動車(株)の小代悠太選手が半年の練習期間で銀賞を手にしていました。
これからも技術の道で未来がひらけるように取り組んで行きたいと思います。
右下写真:表彰台左端が日産自動車(株)パワートレイン・EVコンポーネント生産技術開発本部素形材・成型技術開発部 型製作課
小代悠太選手(大分工業高校R6.3卒)