令和6年度 学校長あいさつ

 皆さま、大分県立大分東高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。このたび4月1日付けで着任いたしました校長の植野 慎一郎と申します。

 本校は、「自律・努力・友愛」の校訓を掲げ、今年で創立104年を迎える伝統ある公立高校であります。

 学校教育目標は、『生徒一人ひとりが、日々の協働的な学習活動を通して「学びに向かう力」や「他者を理解し尊重する力」を身につけ、「社会的・職業的な自立」に向け、自らの将来や生き方について能動的に探究する態度を養う』と定めており、この教育目標の達成のため、さまざまな取り組みを実施しております。

 本校は総合選択制高校として、普通科と農業科を有しており、さらに農業科は園芸ビジネス科、園芸デザイン科に専門化されています。

 普通科は、通常の普通科カリキュラムに加えて、2・3年次には多彩な総合選択科目を履修することができます。そして卒業後は、大学や短期大学、専門学校への進学、あるいは多岐にわたる業種への就職といった生徒の希望に合わせた選択が可能です。国公立大学への進学希望者には、「East Rising」という特別指導プロジェクトを設けており、国公立大学合格への十分な学力を習得できます。

 農業科は、大分市内の高等学校で唯一設置されており、昨年度までの3年間は文部科学省の「マイスター・ハイスクール事業」指定校として、ICTを活用したスマート農林水産教育を積極的に推進して参りました。農業実習や課題研究に注力しており、その成果を発表して、様々なコンテストで表彰されています。大分県内で、農業について真剣に学びたい人には、最適な環境が揃っています。

 本校生徒の通学手段は、徒歩、自転車に加えて、スクールバスが運行しております。JR日豊本線の大分駅から明野地区を経由するルートと坂ノ市駅からのルートと2つのルートがあり、無理なく通学できる体制を整えています。

 本校でしっかりと学び、一生涯の友人を得て充実した高校生活を送り、卒業後は社会で活躍できる人になれるよう、教職員が力を合わせて、全力でサポートしていきたいと考えております。

 自分自身の可能性を広げたい、自分の夢を叶えたいと思っている中学生の皆さんは、是非とも大分東高等学校への進学を考えてみてください。

 今後とも従来以上の、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

大分県立大分東高等学校 
校 長  植野 慎一郎