恩塚 亨さん(本校卒業生)による進路講演会・バスケクリニック

 2月26日(木)、同窓会主催で本校卒業生(第50回生)の恩塚 亨 氏(【元】女子日本代表ヘッドコーチとして、2021FIBA女子アジアカップ優勝、2024パリオリンピック出場、【現】東京医療保健大学准教授・女子バスケットボール部ヘッドコーチとして2025インカレ優勝)をお呼びして、6限帯に1・2年生対象の進路講演会、放課後にバスケットボール部へのバスケクリニックを行いました。

 6限 体育館にて「ワクワクが最強! いつからでも何度でもやってみよう!」と題して、進路講演会を行いました。日本女子バスケ界のトップ指導者として活躍される恩塚氏ですが、かつては「自分は田舎者だから」「中学からバスケを始めたから」と、理想の姿から自分を差し引いて考えてしまう時期があったといいます。「どうせ自分なんて……」という思考がそのままの結果を招いてしまうという自身の経験談から、なりたい自分になるために「最大限効果があることを山のように積む」という圧倒的な努力と、ワクワクする目標設定の重要性を情熱的に語ってくださいました。

 講演の中で恩塚氏は、モチベーションを高く保つ秘訣として、自分が尊敬する人に直接会いに行き、そのアドバイスを素直に実行して結果を報告することで「縁をつなぐ」ことの大切さを説かれました。また、自信を持つことと慢心することの違いについて、「慢心してしまうのは、目標設定が近すぎる状態である」という鋭い指摘があり、常に遠く高い目標を掲げることで謙虚に突き進む姿勢を強調されました。失敗に直面した際も「このやり方ではうまくいかないというデータが得られただけ。次は違う方法を試そう」と捉える前向きな思考法に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 講演後には、世界を舞台に戦う先輩の言葉に背中を押された生徒たちから、次々と積極的な質問が寄せられました。日本女子バスケ界を最前線で指導している恩塚氏の生き様に触れ、自分を差し引かずに挑戦し続ける勇気をいただいた貴重なひとときとなりました。この刺激を糧に、生徒たちがこれからの進路選択において、より高みを目指して取り組んでくれることを期待しています。

 進路講演会に引き続き、放課後体育館において、恩塚さんによる本校男女バスケットボール部を対象としたバスケットボールクリニックが行われました。パワーポイントを活用しながら、バスケットボールで勝利するための考え方や動き方について、丁寧にご指導いただきました。恩塚さんが率いる東京保健医療大学の選手の皆さんにもサポートいただき、バスケットボール部の生徒たちは恩塚さんの考えを深く吸収することができました。これまで感覚に頼ってプレーしていた生徒たちの思考が整理され、目標である県ベスト4の達成に向けて、さらに意欲的に取り組んでいくことと思います。

恩塚さん、様々なアドバイスとご指導をいただき誠にありがとうございました!!