3月の読み聞かせ

3月3日(火)の朝読書の時間、1・2年生を対象に読み聞かせを実施しました。

2年1組では、百留さんによる「すずの兵隊さん」の読み聞かせがありました。物語の作者であるハンス・クリスチャン・アンデルセンが生きた時代や、当時の日本の様子にも触れながら、物語が生まれた背景をわかりやすく紹介。物語の世界へと自然に引き込まれる、心あたたまる導入でした。

中津方言を交えた語り口は親しみやすく、アナウンサーのように明瞭で美しい声が教室いっぱいに響きます。

物語が進むにつれ、生徒たちの表情は次第に真剣そのものに。静まり返った教室には、兵隊さんの一途な思いと切なさが静かに広がっていきました。高校生たちも、それぞれの経験や思いを重ねながら聞き入っている様子が印象的でした。

読み聞かせ歴約15年の百留さんは、「北高生には西洋の童話と日本の童話の違いを感じてほしい」と語ります。桃の節句の日。物語の余韻がいつまでも心に残る、心豊かな朝のひとときとなりました。