人権学習「アサーショントレーニング」

1年生7限目の人権HRAでは、「アサーショントレーニング」に取り組みました。はじめに、アイスブレイクで緊張をほぐしたあと、「ノンアーサーション(自分の気持ちを伝えられない)」「アグレッシブ(相手に強く言いすぎてしまう)」「アサーション(相手を尊重しながら自分の考えもきちんと伝える)」という三つの伝え方の違いについて学びました。

その後は、班ごとに話し合いながら、身近な場面をもとにアサーティブな伝え方を考えるロールプレイを行いました。「宿題を忘れてしまったとき」「貸していた漫画が汚れて返ってきたとき」「ごみの分別を間違えていたとき」など、日常で起こりそうな事例を取り上げ、「どのように伝えればよいか」を意見交換しました。

たとえば、「ここはペットボトル用のごみ箱だよ。次から気をつけてね」と、相手を傷つけずに伝える表現を工夫することができました。互いの気持ちを大切にしながら、よりよい関係を築くためのコミュニケーションについて、楽しく学ぶことができました。今後も、この学びを日常に活かしていきたいと思います。