初任者研修に係る研究授業①(教科 公民  科目 公共)

公民科 酒井拓平先生が初任者研修に係る研究授業を実施しました。授業の導入として、盆踊りの写真を有効的に活用し、生徒の興味・関心を高めた。生徒たちは当初、「これが仏教と関係あるのか」といった疑問を抱きながらも、授業が進行するにつれ、仏教伝来から平安時代における末法思想に至るまでの歴史的な流れを理解していった。酒井先生は、スクリーンや板書、配布資料を効果的に活用しながら、各時代の特徴や思想の変遷を丁寧かつ分かりやすく解説し、その説明は生徒たちの理解を着実に深めていた。また、配布されたプリントには、学習の要点が整理されていたため、生徒たちは効率よく内容を把握することに繋がった。

さらに、鎌倉時代に成立した各宗派については、MetaMojiを活用した資料を基に、グループに分かれての話し合い活動が行われた。「人はどのようにして救われるのか」という本質的な問いを共有しながら、各班において活発な意見交換がなされており、生徒たちは主体的かつ対話的に学びに取り組んでいた。加えて、酒井先生の話に織り交ぜられたユーモアあふれるエピソードが、時折笑いを誘い、教室全体に和やかな雰囲気が広がっていた。