学校案内
10月11日(水)、2年生土木科の生徒39名を対象に「現場見学会」を実施しました。
今回見学をしたのは、中津日田道路(守美地区)1号トンネル避難坑の作業現場です。
はじめに、発破の様子を動画視聴した後、避難坑の約600 m地点まで歩いて現場を見学しました。現場見学で学んだことは、以下のとおりです。
今回の学びを日々の学習に生かしていきたいと思います。関係者の皆様ありがとうございました。
【学んだこと】
• 大きなトンネルをつくるときは、本線トンネルの隣に避難坑を掘る。
• 避難坑と本線をつなぐために避難連絡坑がつくられている。
• トンネルは24時間体制で掘り進める(土日は休み)
• トンネルを発破で掘っていき、今の掘った距離と時間を計算すると1月あたり70 mずつ掘り進めたことになる。
⇒(この地域の地山が弱いため、少しずつしか進められないとのこと)
• 発破時、トンネルの入り口を鉄板で塞ぐことで、外に漏れる音がわずかであった。
• 地山を掘削することで工事中のトンネル内は水が流れている。
• トンネルの吹付に用いられるコンクリートと構造物に用いられるコンクリートは違う。
• トンネルは中津側、日高側の両方面から掘る。
• トンネルが完成したとき、技術者が安堵する瞬間は開通した誤差が数cmであったとき。
⇒(トンネル完成よりも誤差が大事だということ!)