文字サイズ
背景色

【“協働”と“創造”のスキルを高める実践型アクティビティ――「マシュマロチャレンジ」を実施】(生産システム科)

本校では、様々なユニークな授業が展開されています。今回は2年生産システム科の授業において、チームビルディングと課題解決能力の向上を目的に『マシュマロチャレンジ』を実施した授業のご紹介です。

このアクティビティは、乾麺パスタ、テープ、ひも、そしてマシュマロという限られた材料を用いて、**「どの班が最も高くマシュマロを設置できるか」**を競う探究型のグループワークです。

活動の流れは以下の通りです:

1. 班決め(くじ引き)

2. 材料配布とルール説明

3. 制限時間内での制作(23分)

4. 高さの測定と結果発表

5. 各班での振り返り・反省

6. 全体でのまとめ

本活動では、各班が**「役割分担」「意見の集約」「試行錯誤」**を重ねながら、限られた条件下で最適解を模索する過程を通じて、「協働する力」「課題解決力」「時間管理力」を育みました。

なお、この「マシュマロチャレンジ」は、企業の人材育成プログラムにも活用されており、実社会におけるチームワークや創造性の重要性を体感的に理解できる設計となっています。今回の授業実践も、実際に企業研修でこの活動を経験した小崎先生がファシリテーションを担当しました。

生徒たちの表情は真剣そのもの。結果だけでなく、プロセスと振り返りに重きを置くことで、より深い学びへとつながった一時間でした。