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1月28日(火)の午後に、武蔵野音楽大学教授の佐藤美枝子先生の声楽公開レッスンが行われました。
佐藤美枝子先生は本校の卒業生で、武蔵野音楽大学に進学後はイタリアに留学され、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位に輝きました。
偉大なる先輩を、生徒は熱狂的な拍手でお迎えしました。
本日は、まずミニコンサートでは Caro mio ben をはじめ、5曲を演奏していただき、その素晴らしい歌声を全身で感じて圧倒されました。
その後の公開レッスンでは、2年生の甲斐華子さんと鈴木心毬さんが、先生から直接ご指導いただきました。
美しい響きを作るための練習や体の使い方など、わかりやすい解説を交えて詳しく教えていただきました。
生徒は、「美枝子先生の音楽への思いや歌に対する喜びなど、胸からあふれてくるものがすごすぎて、涙が出るくらい感動しました」
「声が出た瞬間から鳥肌が止まりませんでした。曲の中に入り込んでいて、どんな感情なのかすぐにわかったし、目や表情が本当にすごかったです」
と、大いに刺激を受けたようです。
また、最後には美枝子先生から「基礎を積み上げた先に、豊かな音楽の世界がある。確かな基礎力を得られるよう努力してほしい。応援しています!」というあたたかな励ましの言葉をいただきました。
美枝子先生の薫陶を受け、一人ひとりが大きく成長するきっかけとなるよい機会となりました。