【SPACE】放課後特別プログラム「具体的な『地球の未来』としての『宇宙生活』とは」

6月7日(金)の放課後に、国東高校だけの放課後特別プログラム「具体的な『地球の未来』としての『宇宙生活』とは」が開催されました。

講師として、株式会社エムエスディ取締役の浅野高光氏をお招きしました。

まず講義において月、地球、国東に共通するテーマ、「限られた資源」について考えました。その中でも資源の未活用に着目し、まずは身近にあるけれど気が付いていない未活用の資源について考えました。マーケティングを行っていた浅野氏の経験・知見より実社会の未活用資源の活用例としてUSJの来場者数UPについてや、眼鏡や住宅販売のマーケティング例を学びました。

講義において、資源ポテンシャルの再評価を異なる角度や視点から行うことの重要性とマーケティングの大切さを再認識し、資源の価値の再評価や再認識には極端な環境や状況によってなされることから、宇宙・月面での生活について考えることは、地球における「具体的な未来」を考えることになることを学びました。

そこで、2050年の月面生活における困りごとを考えることで生活資源の問題について目を向けました。班員ととにかく数多くの意見を出すことを目標にブレインストーミングを行いました。その困りごとを共有したのちに、さらに「大分・国東地域の資源」の再評価・再認識をおこないました。

「ないものばかりを気にするのではなく、あるものに着目する人が価値を作る」という言葉を生徒も実感し、なぜ宇宙を題材に学習をしているのかを再認識することができました。

参加生徒はやる気のある有志12名。浅野氏の軽快な話に全員が引き込まれ、活気あるプログラムになりました。