【普通科】宇宙STEAM探究2年特別講議「システム思考」

6月7日(金)に、3~6限を利用して、システム思考について学ぶ特別講義を行いました。講師として株式会社Leviiより南部陽介氏をお招きしました。

講義の初めには南部さんより学ぶ意欲と学べるチャンスがかみ合うときが大切だと「啐啄の機」という言葉を教えていただきました。

講義では、大学生が開発した超小型衛星の誕生の過程をクイズを交えて学びました。その中で、どのようなミスがあったのかや思いがけない落とし穴などを教えてもらいました。具体的な内容で、とても興味をそそられました。またそこから、ミスががなぜ行ったのかを考えていく過程やそのミスを防ぐための思考として「システム思考」が利用されていることを学びました。

講義のあとは、スモールステップでシステム思考の基礎を体験しました。

まずは、友人との関係を模式図化し分類しました。その次に、学校内にあるもの、学校外にあるものを出せるだけ出して、要素を抜き出す練習を行いました。物質だけでなく概念や、関係性など抽象化の解像度を変えていく練習をしました。

その後、本格的にシステム思考を利用する練習を行いました。

困りごとを出し合い、それを分解・抽象化し、原因や要因を探り、最終的に人工衛星を利用してシステムを作り上げれるように考えました。

この特別講座を受けて、7月の頭に発表を行います。発表ではZoomでまた南部先生が見てくださいます。今日学んだことを活用して、発表に向けて頑張ります。