学校案内
8月2日(土)に大分県子ども科学館O-Laboが主催する体験教室が今年も国東高校で開催されました。
小学生を対象とした子ども体験教室の目的は、科学体験機会を大分県内各地で創り出し、STEAM教育を活用した課題解決力を醸成する目的で県内各地で開催されています。
この日は、定員20名の募集に対して小学生19名が参加し、物理教室で「光の自由研究 万華鏡プロジェクターをつくろう」をテーマに、鏡やレンズの実験をとおして万華鏡の不思議体験に取り組みました。
参加した子どもたちは、保護者や国東高校の生徒及び教員と一緒になって、光の特徴や不思議を観察し、「なぜ?」「どうして?」を考えながら万華鏡をのぞき込んでいました。小学生の指導にあたったのは国東高校の1・2年生3名と理科教員2名です。声掛けや指導も高校生に対するのとは異なり、わかりやすくそして初対面、1回切りの指導ということもあり、親しみやすく丁寧にを心がけていました。
出来上がった万華鏡を除きこむ小学生の表情からは、ワクワクして取り組んだ結果の満足感や達成感がにじみ出ていました。各自で作成した万華鏡は、さらに他人にも見てもらうため万華鏡をプロジェクターとして白い紙に投影してお互いに見せ合うという活動まで子どもたちは体験しました。
「すげーぇ、めっちゃいいやん」「見てみて!私の見て!」「すげぇ、なんか宇宙みたい」などの言葉が小学生から聞こえてきました。
閉会の際には生徒も保護者も満足して物理教室を後にする姿が印象的でした。「先生、ありがとうございました!子どもだけでなく保護者も楽しめました」との言葉をいただきました。
子どもたちはもちろん、保護者や国東高校生並びに教員も地域の人たちと触れ合うことで多くの学びがあったと感じます。私たち国東高校が地域に少しでも貢献できていると感じた瞬間でした。
ご参加いただきました小中学生や保護者の皆様方、暑い中、国東高校までお越しいただきましてありがとうございました。