学校案内
7月10日(木)の放課後、国東高校のプレゼン教室にて、大阪・関西万博公式イベント“KIBO SPACE LIVE in EXPO 2025”へオンラインで参加しました。
この取り組みは、株式会社バスキュールによる主催で、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する大西宇宙飛行士と万博会場のシャインハット、更には宇宙関連教育に取り組む国東高等学校と姉妹校締結を一昨年度行った英国のリチャード・ランダー・スクールとの4つを結んで宇宙と地球上の複数個所をオンラインで結ぶという技術的にも、話題性にも富んだイベントです。
国東高校は1・2年生の生徒5人が参加。校長を含めた教員4人、関係者5人がプレゼン室から視聴しました。ISSが日本上空を通過するタイミングでオンラインを接続!KIBO宇宙放送局から船外カメラで撮影した地球の風景などを宇宙飛行士の視点から説明します。続いて、国東高校やリチャード・ランダー・スクールからの質問に大西宇宙飛行士が答えます。
国東高校から大西宇宙飛行士へは次の質問をしました。
< Question from Kunisaki High School, Japan >
私は国東高校2年生の沖山です。将来、学校の近くのスペースポートから宇宙へ行くのが夢です。5年後には、宇宙で誰かの力になれるよう、知識や経験を積みたいです。限られた環境で命を支える力が大切だと感じ、大学では医療分野について学びたいと考えています。ISSで病気を研究するために宇宙飛行士になった人はいますか?
大西宇宙飛行士は、数多くの日本人宇宙飛行士が医学分野で活躍していると国東高校からの質問に丁寧に回答してくれました。次に英国の国東高校の姉妹校であるリチャード・ランダー・スクールの質問に大西宇宙飛行士が英語で答えました。
宇宙とオンラインでつないだ本イベントは宇宙関連教育に取り組む国東高校の生徒たちの大きな励みになることでしょう。オンラインで宇宙とリアルタイムで繋がれる時代、高校生が宇宙について興味を持ち学ぶ時代…急速に世界は宇宙時代に突入していると実感したイベントでした。万博会場は大勢の聴衆で会場は埋め尽くされ反響の大きさを感じました。
©KIBO宇宙放送局
最後に参加者で記念撮影をして本イベントの余韻に浸りながらがら自宅や寮への帰途に就きました。