学校案内
3月24日(月)令和6年度大分県立国東高等学校修了式が執り行われました。
笠木校長による式辞の概要です。
1年生には、日常の出来事に対して強い意思を持って取り組めるか、意識の差が行動の結果に直結する。というお話をさせてもらいました。
2年生には、スティーブ・ジョブズが言った「今日が人生最後の日だったら、今日やることは本当にしたいことなのか」自らにとって重要なことはなんなのかを考え、優先順位をつけて取り組むことの大切さを君たちには伝えた。他にも、校訓である「鍛え磨く、探る、挑む」を意識しながら、折に触れて振り返ることや、自分の計画は人に左右されるのではなく、自分で回すことの大切さを君たちには伝えた。
さて、先日、東京ドームで開幕戦を闘ったドジャースの大谷選手は、毎年のようにMBLのレギュラーシーズンで大活躍し、多くの記録を樹立し続けている。これは大谷選手の稀なる才能によるものだけなのか?私はそうは思わない。大谷選手は高校時代から「曼荼羅といわれる目標設定シートで将来の目標を立てていた。この曼荼羅とは、最初に9マスの真ん中に最終目標を書き、次にその周囲の8マスに最終目標を達成するまでに何をするかを書く。これが中間目標になり、更に中間目標の周りに同じように達成するために何をするかを書き合計64個の具体的取組を設定する、目標のポイントは、具体的な内容であるか、そして期限を設けること。では、私から皆さんに今年の最後の宿題。それは、成長のために新学期に向けて1人1人の目標を設定し、目に見える形で書くこと。夢は目標と違う。目標には数値と期限があることを意識することが重要だ。目標を立て、目標達成のためにやるべきことを考えて、自分の進む道を明確すること。完成したら一番目につくところに貼り毎日確認する。新年度、ひとり一人が日々成長し、目標に向かって楽しく充実した青春時代を送ることができるよう願い修了式の式辞とする。