学校案内
9月30日(月)に第2回JV-Campusクロスオーバーイノベーションが国東高校で開催され、日本そして世界各国へ配信されました。
JVCとは、文部科学省のオンライン国際教育プラットフォームで、新型コロナのパンデミックにより教育のオンライン化が進展。オンライン教育を活用した日本の新たな国際教育・交流が可能な競争力ある教育をオンラインで国内外に開放する目的で設立されました。海外に向けて日本の強みと魅力ある教育を提供し、国内では大学間で優れた教育リソースを共有することで優秀な外国人留学生の確保、日本人留学生の新たな留学環境の整備等、国際競争力ある教育環境を目指すことが狙いです。
クロスオーバーイノベーションとは、⽇本から世界へ、世界から⽇本へ。⽂理体芸、産官学⺠が学びによって⾃らの領域を超え、複合的な課題解決の社会実装を連続的に⽣み出す仕組みであり、専⾨分野や業界間の壁を取り払い、新たな視点とアプローチでイノベーションを実現する。第2回目となる今回は国東高校を拠点として大学教授や地域産業の担い手や県関係者など様々な研究者や職種の人々が国東高校に集結。終結できない場合はオンラインで参加しました。
開会行事に続き、テーマ別パネルディスカッションでは4班に分かれて高校生や地域の代表、大学教授などが意見を交換しました。
地域連携①(現在)<テーマ>国東特産七島藺の継承と日常生活実装 では園芸ビジネス科3年の合原くんと電子工業科3年の藏本くんと本校職員の園芸ビジネス科 馬場先生などが登壇し、七島藺の将来性について議論しました。
地域連携②(現在)<テーマ>食と観光ブランディングの基盤となる地域資源の活用 では普通科ビジネスITコース2年の財前さんとビジネスITコースの友永教諭やキュウセツAQUA株式会社の大野さん、株式会社JTB 大分支店、教育事業センターの久保課長さらには辻󠄀調理師専門学校秋元先生が食と観光の将来性について語りました。
地域連携③(未来)<テーマ>宇宙の玄関口、大分空港 宇宙に最も近い地域ができること では、本校の藪亀教諭と国東物産株式会社
代表取締役の野田社長、日本文理大学 工学部 丹生教授や一般社団法人SPACE FOODSPHERE 理事 菊池さんと国東高校の宇宙教育の将来性についてあつい議論を繰り広げました。
地域連携④(未来)<テーマ>宇宙と地球をまたぐ革新的な農業 は園芸ビジネス科教員の栗田教諭と株式会社兼松ソイテック
の青山代表、国立研究開発法人理化学研究所 バイオリソース研究センターの市橋先生、株式会社JSOL業務推進本部の藤田さんが笑いを交えながら農業の未来について意見を交換しました。
このテーマ別パネルディスカッションを2年生の総合的な探究の時間(宇宙STEAM探究)の生徒が視聴し、国東高校生が大人に混じって堂々と意見を発表する姿に感銘を受けていました。