体験型子ども科学館O-Laboは、子どもの科学や技術に関する興味・関心を高めるため、気軽に科学や技術に触れられる場として大分県が開設している施設です。年間で開催される講座を12月9日(土)の午後から国東高校の理科好きの生徒が中心となり、小学生に「飛ぶことの不思議 ~よく飛ぶ飛行機をつくろう~」と題して講座を開きました。

冬の寒さも中休みの暖かな陽光の中、物理教室には8人の小学生が参加しました。それぞれの班に高校1年生の男女2名ずつがサポートして、紙飛行機づくり手伝いました。素直な質問や小学生の手際の良さに高校生も一目を置く場面も…。今回の講座を中心となり指導する物理の藪亀先生も小学生に合わせて高校生向けの授業とは一味違った手法で指導していました。

飛行機を完成させたら体育館へ移動し実際に飛ばしてみます。

この日は国東高校にSPACEコースが開設されるのに向けて、外部支援として航空工学をご教示いただきながら自然科学部にお力添えをいただく予定の吉元さんにもご参加いただき活動を参観いただきました。

体育館では時間を忘れて、夢中で飛行機を飛ばす小学生の姿が…

参加した小学生も高校生も一緒に目を輝かせながら、体育館で紙飛行機を一緒に飛ばす光景を見て、一瞬、童心に戻り瞬間を無我夢中で楽しむことの大切さを味わえた瞬間でした。