「SLIM打上みんなで応援」に参加しました!

8月27日(日)に国東高校プレゼン教室にて、生徒13名、職員9名、大分県関係者他2名の総勢24名が参加して、月面探査実証小型衛星の打上ビューイングを視聴しました。このイベント参加の目的は、宇宙STEAM探究やSPACEコースの機運を高めることに加え、宇宙に関する学びに資することをねらいとした取組の一環です。

当初は種子島からの打上は26日(土)に予定、天候不順の為、翌27日(日)に延期となりましたが、この27日も延期。打上は見られませんでしたが、種子島と福島県の会津大学とをZOOMで結び、プロジェクト開発に携わった会津大学の宇宙情報科学研究センター長である出村先生や立命館大学の佐伯先生、さらには竹内先生や長岡先生からの講演や解説をいただきました。

SLIMとは小型月着陸実証機。将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術と、小型で軽量な探査機システムの実現を目指す月面探査機のことです。将来の太陽系科学探査を見据え、リソース制約の厳しい惑星への着陸やより高性能な観測装置搭載のための軽量化を実現することで、人類は、従来の「降りやすいところに降りる」着陸ではなく、「降りたいところに降りる」着陸へ、と質的な転換を果たすことになります。

参加した生徒は、解説や講演ののち様々な質問を先生方に投げかけました。素朴な質問から開発に携わった苦労や月面探査の可能性とアルテミス計画が及ぼす私たちへの影響など多岐に及びました。

宇宙関連教育を進める国東高校にとっては良い学びになりました。

会の終了時には、みんなで記念撮影!

今後とも関係大学、関係機関と良い形で連携ができ、学びを深めていきたいと感じました。