学校案内
2月21日(金)5・6時間目に1・2年生普通科進学コース149名が参加した「宇宙にヒトは住めるのか」~宇宙に最も近い大分の高校生と考える~と題して大分大学の徳丸教授と京都大学の寺田准教授のよる講演が行われました。
この講演は国東高校が宇宙関連教育を推進していること、大分空港がスペースポートとして宇宙機の着陸を予定していることに鑑みて計画されたものです。
まず京都大学の寺田准教授から宇宙飛行士の訓練や宇宙での体の変化などのレクチャーを受けました。
続いて大分大学の徳丸教授からは航空宇宙医学についてレクチャーを受け、先ほどの寺田准教授との話とコラボして詳しく話していただきました。
講演の後、生徒からの質問です。
仲さんは宇宙では目が悪くなる。何を持って行ってるのか?
貝瀬さんは健康でなくても宇宙に行けるのか?との問いに、「観光客として宇宙に行く可能性はある。これから基準を作ろうとしている。ビジネスサイドは先行しているのが現状であり、十分に検討することが安全の面からもも求められると思う。宇宙では地球上とは異なるQOLとなる。とコメント。
光本くんは、クマムシ宇宙で増殖できる以外にはできるか?との問いに、「倫理観は時間とともに変化するからなんとも言えない。さまざまな立場から倫理観を育成する必要がある。」と回答。
生徒代表のお礼の言葉を寺下さんが述べて講演会を閉じました。
講演会終了後も個人的に質問をする生徒も居て盛大にこの講演会が盛り上がりを見せました。1年生のSPACEコース希望者18名が今回含まれており、将来の宇宙関連学習の一助となりました。