学校案内
11月17日(日)にホルトホールにて第1回郷土料理甲子園大会が行われました。
国東高校では令和7年度2年次から開設されるSPACEコースに先駆けて、1年次の総合的な探究の時間「宇宙STEAM探究」で宇宙の学びを行い、月面料理についての探究活動をおこなっています。
そこで、将来、月に住む友人に、大分を思い出してホッとしてもらえるような、郷土料理をプレゼントする、というコンセプトで今回取り組みました。
月面での食事の条件、『月産食材の活用』『洗い物を減らす工夫』『栄養素を補う』『ホッとしてほしい』という4点を踏まえて『SPACEタコ飯』『SPACEシイタケ(シイタケのからし和え)』『SPACEたらたら(じり焼き)』を考えました。
何より、国東を思い出して『ホッと』してほしいので、国東の特産品である乾シイタケをふんだんに使った料理にしました。シイタケには食物繊維やビタミンDが豊富なので、月面での食事にピッタリです。食材としては、月産食材の米・大豆を使用します。洗い物を減らす工夫として、たらたら焼きの生地づくりをボトルで行います。
大分県下から4校、5チームが出場し、審査の結果見事!総合優勝を果たしました。
毎日放課後に試作品を作り、家庭科の松谷教諭の指導を受けてきました。指導の過程で、世界農業遺産推進協議会会長である林浩昭会長やや辻調理専門学校の山田センター長、迫井副センター長、秋元教授などのアドバイスを受けるなどトライ&エラーを重ねながら掴んだ勝利です。生徒は満面の笑みを浮かべ「優勝できてうれしいです。大分の郷土料理にはほかにもいいものがあるので、同年代の人にも伝えていきたい」と述べていました。