JR杵築駅周辺の活性化を考えるシンポジウムに参加しました

 2月11日(水)、「JR杵築駅周辺の活性化に向けて」をテーマとしたシンポジウム(杵築市健康福祉センター)に参加しました。
本シンポジウムには、本校2年生の生徒2名(「総合的な探究の時間」において、まちづくりについて調査研究している生徒)もパネリストとして登壇し、杵築市のまちづくりについて意見を交わしました。

杵築市の未来は「健(幸せ)づくり」から
 はじめに、杵築市の永松市長よりご挨拶がありました。市長は、新しい総合計画の柱として「健幸(幸せ)づくり」を掲げていることを紹介されました。「JR杵築駅周辺を活性化させることで、市民の皆さんが『杵築に住んでよかった』 『これからも住み続けたい』と思える街にしたい」という、未来への期待が込められたビジョンが語られました。

基調講演:歩いて楽しい「ウォーカブル」な街づくり
 国土交通省の高濱康宣亘様による基調講演では、「コンパクト・プラス・ネットワーク」という考え方が紹介されました。
人口が減少しても、駅や中心部に都市機能を集約し、公共交通を充実させることで、まちの活気を維持していくという取り組みです。
特に印象的だったのは、「歩いて楽しい街(ウォーカブル)」の重要性です。盛岡市の事例を交えながら、道路にテラス席を設けたり、高校生がデザインしたカラーコーンで街を彩ったりすることで、自然な交流が生まれるというお話は、私たちにとっても大変参考になりました。

パネルディスカッション:本校生徒が提案する「駅の未来」
 第2部のパネルディスカッションでは、日本文理大学教授の近藤正一様がコーディネーターを務められました。パネリストとして、JR九州執行役員大分支社長の久野和代様、大分交通代表取締役の安部喜代治様、そしてハーモニーランドを運営する株式会社サンリオエンターテイメント代表の小巻亜矢様とともに、本校の生徒2名が登壇いたしました。各パネリストから専門的な知見に基づいたお話をいただいた後、本校生徒からは日頃から駅を利用する当事者として、具体的で新鮮なアイデアを提案しました。

 ・「待ち時間に宿題や読書ができる、机付きの学習スペースがほしい」
 ・「駅周辺にWi-Fi環境を整備し、屋台やイベント情報をSNSで発信できるようにしてはどうか」
 ・「花壇を設けるなど、駅を明るい雰囲気にしたい」

 これらの提案に対し、パネリストの方々からも「素晴らしい視点だ」「ぜひ一緒に実現したい」といった前向きな声が寄せられました。


■ ハーモニーランドの進化と、誰もが優しい街へ
 サンリオエンターテイメントの小巻様からは、ハーモニーランドの「リゾート化構想(天空のパーク)」についてのお話がありました。
ユニバーサルデザインを取り入れ、障がいのある方や高齢者をはじめ、世界中の誰もが笑顔になれる「世界一優しいテーマパーク」を目指しているとのことです。駅に降り立った瞬間からその「おもてなし」が始まるような、連携した街づくりが進められています。

■ 「みんなでつくり、みんなで好きになる街へ」
 今回のシンポジウムを通して、私たちの何気ないアイデアが、まちを変える第一歩になることを強く実感しました。10年後、20年後の杵築市が、今よりもさらに魅力あふれる、ワクワクする街になっているように、私たち高校生も共に考え続けていきたいと思います。