法政大学大学生との交流

 9月3日(火)、と9月4日(水)に法政大学が杵築市と行っている社会連携PBL(Project Based Learning※)地方共創プログラム(法政大学大学生とのフィールドワーク&グループ会議)に杵築高校の2年生、3年生が参加しました。
※PBL(Project Based Learning):自ら問題を見つけ、さらにその問題を自ら解決する能力を身に付ける実践的な学習方法。

 9月3日(火)17:00から法政大学生との座談会に本校2年生の4名が参加しました。また、4日(水)には、本校3年生の9名が杵築市内(住吉浜、奈多海岸、杵築の城下町)でフィールドワーク及び座談会に参加しました。
 4日(水)、初めに住吉浜マリンサービス代表の水内大樹さんからクラウドファンディングによる情報発信についてやマリンスポーツを用いた観光客の誘致等について、話を伺いました。

 昼からは、「柳家」の小倉倫子さんや「お茶のとまや」の今村孝子さんと今村佐和さん、杵築市観光協会の方、杵築市市役所の方から杵築市が抱える地域社会の課題(人口減少、観光振興、地域産業の活性化など)について、お話を伺いました。最後に法政大学の学生さんとフィールドワークを通して感じたことや学んだことをもとに、杵築市がどのように今後発展していけるかについて座談会が行われました。
 生徒からは、今回の活動を通して「改めて杵築市の魅力を感じることができた」「まだ自分たちの知らなかった場所がたくさんあり、それぞれの場所にはそこで働く人たちの「観光客を喜はせたい」「杵築市をもっと盛り上げたい」という思いがあり、とても勉強になった」「今まで自分が知らなかった杵築の細かい魅力に気づくことができた」「地域のお店特有の課題について、現状をより細かく見ることができた」「観光客が小ないからこそ静かで落ち着く」など様々な意見が出ました。

 生徒にとって、このフィールドワークと座談会の経験は、杵築市の地域課題や魅力を深く理解するための貴重な機会となっただけでなく、法政大学の学生さんや地域のリーダーさんたちと直接対話し、実際の現場を見聞きすることで、地元の現状や可能性を肌で感じることができた点でも非常に意義深いものでした。