着任のごあいさつ

 このたびは大分県立杵築高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 令和6年4月1日に校長として着任いたしました、足立 史歩(あだち しほ)と申します。どうぞ宜しくお願いします。ここでは、本校の特色、そして校長としてどんな学校をめざしていくのかについてお話ししたいと思います。

1「志四海」という教育理念
 本校は、明治30年4月に前身である大分尋常中学校杵築分校として創立されてから127年目を迎える歴史と伝統をもつ学校です。本校の教育理念を語るとき必ず取り上げられるのは「志四海」という言葉です。これは、本校の卒業生で外交官や政治家として活躍した重光葵氏からいただいた言葉で、「四方の海をも超える大きな志をもて」という意味です。本校生徒はこの言葉を胸に、大きな志を抱き、それぞれの自己実現のために日々努力を重ねています。

2 スクール・ミッションとグラデュエーション・ポリシー(目指す生徒像)
 大分県教育委員会によって策定された杵築高校のスクール・ミッションと本校が定めたスクール・ポリシーのうちグラデュエーション・ポリシー(目指す生徒像)を紹介します。カリキュラム・ポリシー(このような学びを行います)とアドミッション・ポリシー(このような生徒を待っています)は大分県教育委員会のサイト(https://www.pref.oita.jp/site/gakkokyoiku/sp202403.html)をご覧ください。
【スクール・ミッション】
「志四海」(志を全世界に広げる)の精神のもと社会を担う人材を輩出する普通科高校であり、他者と協働して課題を探究するなどの学習活動を通して、価値観や視野を広げるとともに、グローバルな視点で地元地域を相対的に見つめ今後の発展に寄与する力を育成する。
【グラデュエーション・ポリシー(目指す生徒像)】
(1)文武を尊び、心身の調和のとれた生徒
(2)他者と協働し、主体的に課題解決に向けて粘り強く取り組む生徒
(3)国際的な視野を持ち、地域社会の一員として活躍できる生徒

3 地域に期待される学校として
 生徒と教職員、加えて保護者や同窓会の方々とが一体となり、127年の時を超えて連綿と続く伝統をしっかりと継承するとともに、地域に期待される学校として新しい歴史を重ねるべく、常に挑戦の気持ちを忘れず、明るく元気に前向きに進んでまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

     令和6年4月

大分県立杵築高等学校
                                           校長 足立 史歩