避難所運営について学習会を実施しました

 7月23日(水)、大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)から鶴成先生らによる、災害時の避難所運営に関する学習会が行われました。本校からは、1,2年生の防災委員と2年生の「総合的な短l級の時間」で防災をテーマに選んだ生徒が参加しました。
 最初の板井先生の講義では、東日本大震災の教訓をもとに、トイレや食料、プライバシーの確保、生理用品への配慮など、避難所で直面する具体的な課題が紹介され、地域住民の協力の重要性が強調されました。
 続いて、鶴成先生の指導のもと、PCM手法を活用して、避難所運営における問題点を整理・重点化し、グループで討議しました。 
 その中で、災害関連死、情報不足やWi-Fi環境の整備、衛生管理といった課題に対し、生徒たちは自ら考え、分類し、解決策を探りました。学びを通して、防災への意識と主体性を高める貴重な機会となりました。8月27日(水)には、本校体育館にて、実際の状況を想定した避難所運営訓練を実施する予定です。