開校記念講演会を行いました

 令和6年度杵築高等学校開校記念に係る講演会「ようこそ先輩」を11月1日(金)の午後実施しました。
 このような講演会は、本校の開校記念日である10月1日を基準に計画され、これまで何度となく実施してきました。新型コロナウイルスの流行によりしばらく開催が見送られてきましたが、今回は久しぶりの開催となりました。
 講師には、高校第31回生(昭和54年卒)で(株)東洋経済新聞新報社に入社後、様々な業種の産業記者としてご活躍され、同社において編集長、編集部長等を歴任、そして取締役役員等を経て現在、代表取締役社長を務めておられる田北浩章氏をお招きし、「いま、必死で闘っている一人の先輩から伝えたいひとつのこと」と題してご講演いただきました。
 講演では、田北氏がご自身の半生を振り返り、母校である杵築高校の存在が人生において大きな意義を持っていることを語られました。また、記者時代から現在に至るまでに培った豊かな人脈や経験を通じ、仕事や人生における成功の秘訣についても触れ、具体的なエピソードを交えながら、生徒たちに向けて惜しみなくアドバイスを伝えました。特に「高い目標を持つこと」「ポジティブに考えること」「人生から逃げないこと」が成長の鍵であると力説されました。生徒たちは、一歩一歩階段を上り、やがてトップに到達した先輩の言葉に耳を傾け、真剣な表情で聞き入っていました。田北氏の実体験に基づく講話は、生徒たちにとって自身の進路や将来を考える上で大きな刺激となり、心に響くものとなったようです。