命を守る力をつける!生徒たちが救急救命講習

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 定通県体も終わり、今日から通常授業です。仕事やアルバイトを終えて、授業に駆け込む生徒たちも多くいます。生徒たちは疲れているでしょうが、一生懸命に授業を受ける様子に感心させられます。

 さて、「ひた定」では様々視点から、生徒たちの「生きる力」を育んでいきたいと考えています。5月には消防署の方に来ていただき、救急救命講習会を実施しました。この講習は、教職員対象に実施する学校は多いのですが、生徒が体験する学校は多くないのではないでしょうか。2,3年生は、ほぼ全員が心肺蘇生法を経験しました。生徒たちは、少し緊張気味で、必死に取り組んでいました。

 経験した生徒たちから、次のような感想が聞かれました。

 「普段の生活で119に通報する事はめったにないけれど、もしもに備えて今日の講習会で教わったことをどこかで活かせたらいい。」「・倒れている人に応急処置ができるようになればいいと思った。」「実際に胸骨圧迫をしてみて、意外と力がいる事が分かった。難しかった。」「年に一度、方法を再確認しておくことでしっかり定着していると思う。」

 ちなみに、5月、自転車に乗れない生徒たち対象に、希望者を募り、第二グランドを使って自転車に乗る練習会を実施しました。高校を卒業してしまうと、改めて自転車に乗れない人が、乗る練習をする機会はないのではないか。そんな思いで一人の職員が呼びかけ、他の職員も応援に駆け付け実施しました。生徒たちの上達は早く、あっという間に乗れるようになりました。

 今後も、様々な角度から「生活の力」を付けていけたらと考えます。