1学期終業式が行われました。

20日の表彰伝達式・壮行会のあとで、1学期の終業式が行われました。

中西校長の式辞は以下になります。

 さて、1学期が終わります。5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、

「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から「5類感染症」に移行され、教育合宿、部活動の

試合での応援、授業でのグループ活動、水泳の授業など、様々な活動が再スタートしました。

皆さんの表情も明るくなり、学校生活も4年ぶりに平常に戻りつつあります。

 先日、外部から学校へ、林工生が人助け(善行)をしたので、うれしくて伝えたいと電話が

ありました。7/11(火) 、放課後、御幸橋を渡ったところで年輩の男性が転倒しており、

女性が介抱しているところを、本校1年男子生徒2名が手助けをして、安全なところへ移動をして、

身の安全を守ったとのことです。今後も困っている方がいたら、周囲の安全を確認して、

手助けをしてほしいと思います。

さて、本日は、1学期始業式に話しました本年度、重点的に取り組む3点について振り返るとともに、

危機対応について話をしたいと思います。

1.授業改善の取り組みについて

1学期、先生方の授業観察を行った際や7/11(火)の校内研究発表会でE2・M1のクラスで、

皆さんの授業態度や学習活動を見てきました。先生と生徒が双方向にコミュニケーションをとりながら、

活動している姿やICTを活用して発表する姿を多く見ることができ、主体的に授業に取り組んでいる

様子を見ることができました。今後も、授業は無論、学校生活で学んだ知識を活用して、自分の考えや

意見を言えるよう、取り組んでいきましょう。

2 地域との連携について

地域から必要とされる学校づくりに向けて、地域連携を進めており、1学期は、出前授業、川開き観光祭や

献血の呼びかけでのボランティア活動、日田タウンミーティングへの参加、(大分県の施策へ意見や

提言する)県政モニターへの参加、自治会と連携したゴミステーションの製作等を行っています。

本日は、午後から清掃ボランティアを実施します。先週の豪雨により、土砂やごみが堆積している

ところもあると思います。地域をきれいにする取り組みに協力をお願いします。今後も、吹奏楽部の

中城町夏まつりへの参加や千年あかりへの参加、小中学生との部活動交流等も予定されていますので、

頑張っていきましょう。

3 デジタル化の推進

授業でのメタモジを使用した情報の共有、Teamsでの連絡やアンケートの実施、ZOOMでの

リモート授業、「handy進路指導室」というソフトウエアを導入して、求人票がスマホやiPadなどで

閲覧可能となるなど、情報の共有や効率的な授業を行う上で効果を上げています。さらに、部活動に

おいて、連絡手段や試合成績の管理等を進めるアプリ「BUKATSU」の導入も進めています。今後も

デジタル化を進めて、教育の向上に取り組んでいきます。

最後に、6月末から、豪雨による臨時休校が2回、早退1回ありました。学校行事や部活動の中止、

延期等で不自由をかけてきました。今後も、地球温暖化による天候の急変や線状降水帯の発生、

台風が多く発生することが考えられます。そこで、学校では安全第一で休校や早退の判断していきますが、

皆さんも「自分の身は自分で守る」意識を持ち、自分の命の守り方について、自宅からの通学路の

危険個所の確認や早めの避難等について家庭でも考えてほしいと思います。

以上で、1学期終業式の挨拶とします。

 

終業式の後は、生徒指導主任が夏季休業の過ごし方について気を付けて欲しいことを伝えました。

夏季休業は、3年生は自分の進路達成に向けて、1年生と2年生は部活動や勉強に頑張りましょう。