
学校からのお知らせ

新型コロナウイルス感染症対策のためZoomで表彰伝達式と全校集会を行いました。
表彰伝達式では吹奏楽部と柔道部の個人1名に賞状が授与されました。
●令和4年度大分県ブラスカーニバル 団体銀賞
●令和4年度第45回全国高等学校柔道選手権大会大分県大会 個人60kg級 第3位
林業科1年 高倉 瑛輝くん
受賞したみなさん、おめでとうございます。
全校集会では、校長先生が講話を行いました。以下に講話の内容を掲載します。
『おはようございます。本日は節分です。季節を分けることを意味し、明日は、立春です。まだまだ寒いですが、春の訪れを感じる季節となります。今年は特に寒さが厳しい中、コロナウイルスやインフルエンザの予防に心掛け、よく頑張ってきました。2月になり、3年生が仮卒となりました。2年生は「3年0学期」と捉えて、リーダーとして、2年生は中核として活躍を期待しています。
さて、本日は、3年生が取り組んだ課題研究について、各学科の発表会を終えて、皆さんに伝えたいことを話します。ひと昔とは、皆さんにとって何年ぐらいと考えますか。四字熟語で「十年一昔」という言葉があるので、10年と答える人が多いと思いましたが、マーケティングリサーチ会社が18歳から79歳の各世代別に100人ずつ合計1200人に調査をしました。その結果、一番回答が多かったのが、「5年」が33%でありました。時代のスピード感が早くなっている証でもあると思います。
この5年間での大きな変化の一例をあげてみると
・電気自動車の普及等
・AI技術(人工知能)やコネクテッド技術の進化
・リモートワークの進歩
・ドローンの進化
・学校ではICT(情報通信技術)の進歩に伴うiPadの活用
皆さんにとっての大きな変化は何が挙げられますか?
・ゲームの進化(映像の鮮明さや動画の動き)半導体技術の進化
・SNSを含むICTの進化
このように進化する中、社会で生活する以上、世の中の変化に適応していくことが求められています。そして、社会に出れば、自分の意志や判断に基づき、責任を持って行動する「主体性」が大切であり、求められます。
そこで、主体性を育む一つとして、3年生で「課題研究」という科目があります。この科目は、高校で学んできた知識や技能、技術や実践的・体験的な活動を通して、自ら課題を見つけ、自ら学び考え、主体的に判断して、課題を解決する力を育成することが目的です。先月実施されました各学科の課題研究の発表会では、「豆田町のハザードマップ」「SDGsプロジェクト 風力発電」「地球にやさしいプラスチック製作」等、社会課題の解決に向けた取り組みもありました。
2年生は、来年度取り組む課題研究では、主体性をもって、課題を見つけテーマ設定を行ってください。来年度の課題研究の発表会を楽しみにして待っています。
そして、1年生は、2年生の1年間で、主体性をどのようにして育んでいきますか。部活動、生徒会活動、ボランティア活動、ものづくりや農産物の育成、資格所得等、色々な取り組みがあると思いますので、自分自身で考え、取り組めることに挑戦してください。皆さんの活躍を期待しています。』
続いて、生徒指導主任より自転車の交通マナーに関する注意喚起がありました。先日の朝に自転車マナーの話を担任にしてもらいましたが、その日の昼の下校時に「林工生がスマホを扱いながら自転車に乗っている」と外部の方から連絡がありました。
交通マナーの注意をしたその日のうちに、交通ルールを守らない生徒がでてしまうということは林工生全員が重く受け止めて欲しいと思います。ヘルメットも学校から離れたら脱いでしまう生徒がいるようです。スマホの件もヘルメットの件も、外部の人が見ているから『使わない』、『かぶる』ではなく、自分や他人の命を守るために『使わない』、『かぶる』ということを林工生全員が理解をし、実践をしてください。
最後に生徒会長からも、「最近外部からの林工生のマナーに対する苦情が多くなっています。ルールを守り、充実した高校生活を送りましょう」と全校生徒に呼びかけがありました。