ひたアグリスクール岩田屋販売

 1月11日、12日の2日間、ひたアグリスクールで開発した「恋する日田梨タルト」「梨ペチーノ」の岩田屋販売が実施されました。

 早朝、雪が心配されましたが、保護者の皆さまのご協力・早朝から鷲頭瞳氏の指導のもと、ICHI5MONE様店舗にて制作・梱包。
薔薇の形を、誰がどの商品を手にしても喜んでもらえるように制作していきます。

生徒たちからは
・梨タルトの梱包は、シールの向きやリボンの位置を揃えることを学んだ
との声…そして2日目は、生徒たちが自主的に異物混入を防ぐために、ライトで照らしながら最終チェック。

 指導やアドバイスをせずとも、生徒たちが各自で考えて行動する姿に嬉しくなります。

「恋する日田梨タルト」「梨ペチーノ」製造後、日田市役所のバスにて岩田屋久留米店へ。

 到着後、岩田屋久留米店の販売担当者から販売についての研修をいただき、売り場を設営。
売り場には、今年度制作したミクマスタイルポスターや、ひたアグリスクールで制作したポップ、商品開発と流通生徒たちが制作したPOPが売り場を華やかにしてくれます。そして、販売時には掲示用ポップを持ち声を張る生徒の姿。

販売スタート後、両日とも12時過ぎには梨タルト、13時には梨ペチーノ完売しました‼️

生徒たちからは
・脚を止めてくれた方に購入して貰えるよう、ポップやトークに工夫が必要
・梨ペチーノは試飲で満足しないように、試飲の量を減らす
・家族連れにおすすめすると反応が良い

などの振り返りの声を聞くことができました。
学んだ知識や技術を、働くこと、生きることに繋げる…今回の販売は、まさに三隈の学びだと感じました。

岩田屋販売後の振り返り。反省会でも、生徒たちから沢山の気付きや、考えた、学んだ足跡が聞こえて来ました。

学びの振り返りとして教員からは
・皆んなの学びや頑張りが、沢山の大人を動かし、商品開発・販売を成功させたことにプライドを持って欲しい
・皆んなの学びや頑張りが日田三隈高校だけでなく、日田市に活力を与える事を感じて欲しい
・皆んなの学びや頑張りは、働くことに繋がり、そして日田三隈高校で学んだことは生きること・自分の生き方に繋がることを実感して欲しい
・今日送迎いただいた保護者の方、忙しい中での送迎は当たり前ではない。また、鷲頭さん、穴井さん、佐藤さんが自身の仕事もある中で動いてくれたこと当たり前ではない
様々な方々が協力してくださったことに有り難いことという気持ちを忘れない日田三隈高校生で居て欲しい、と伝えさせて頂きました。

今回のひたアグリスクールの学びだけでなく、日田三隈高校の学びが生徒たち生きる力になる、そんな学びが日田三隈高校にはあります。

 長くなりましたが、令和3年より、ひたアグリスクール活動当初から支えてくださった日田市、日田梨部会、日田市内の企業の皆さま、卒業生に感謝申し上げます。
※制作、販売の様子は日田三隈高校Instagramにも掲載させて頂いております。