学校案内
7月29日(火)午後、中学生を対象とした「科学の甲子園ジュニアサポート教室」が開催されました。
今回は、戸山中学校、三隈中学校の10人の生徒が参加し、物理と化学分野に分かれそれぞれで出題される難問に実験を行いながら答えを導き出していきました。
高校生が実験の補助やアドバイス、実験の説明や解説を行いました。この日のために準備を行い、プレゼン資料を用いてわかりやすく丁寧にかつ楽しく説明や解説を行っていました。
濃度の異なる2種類の食塩水を作成し、濃度の濃い食塩水の上に濃度の薄い食塩水をゆっくり注ぐとお互いに混ざり合わず、2層に分かれる現象が見られます。これを用いて2層の境界面に”波”を作る実験を行いました。
きれいに2層に分かれたときや実際に水中で波が作れた時には歓声が上がり、楽しそうに実験をし考えている姿が見られました。
金属イオンが入った水溶液を5種類用意し、指定された薬品を用いてどんな金属のイオンが入っているかまた、どんな陰イオンが入っているかを調べる実験を行いました。
薬品を金属のイオンが入った溶液に入れると様々な色の沈殿物が生成され、そのたびに驚きの声や、イオンを当てた時には歓声も上がりこちらも楽しそうに実験を行っていました。また、沈殿物の様子を観察しメモを取るなど、難問に対して前向きに挑む姿が見られました。
今回物理分野、化学分野ともに難しいお題にチャレンジをしましたが、どちらの課題にも積極的に取り組み答えを導き出そうという姿が見られました。参加した中学生の皆さん大変暑い中でしたが、参加していただきありがとうございました。