【SSH】令和7年度水郷ひた学Ⅱ 成果発表会を実施!

7月23日(水)午後から、3年生の探究活動「水郷ひた学Ⅱ成果発表会」を実施しました。

本発表会では、3年文系クラス、理系クラスの生徒が「水郷ひた学Ⅰ・Ⅱ」の授業で、2年生から1年半取り組んできた、地域課題の解決に向けた課題研究の成果を発表しました。生徒は「第6次日田市総合計画」に示された「市民協働」「福祉」「環境」「生活基盤」「教育文化」「産業振興」の6つの分野から1つ選択し、4人程度のグループを結成して課題研究に挑戦しました。特に「社会実装」を意識し、実際に行動に移した班も複数出てきました。

今回は地域の企業や団体、日田市役所など、6分野それぞれに計12名の審査員を招聘し、全36班が朱雀館でポスターセッション形式の発表を行いました。

地域社会への貢献に向けて

生徒は「日田市の課題を解決するプロジェクト」を研究し、その内容を4分間で発表しました。2年生の生徒や3年生のSSクラスの生徒も聴講し、自身の研究に参考になるものを得ようと熱心に聞いていました。

どの班も、”地域社会をより良いものするため”に課題に対して真摯に向き合い研究した成果を丁寧に発表しておりました。

ポスター資料

発表ポスター資料は以下よりダウンロードできますので、どうぞご覧ください。

発表の様子

各班の発表の様子は以下のURLよりご覧いただけます。
(班によっては発表のみで質疑応答が記録されていないものもあります。また、一部音声や画面が乱れる発表もございます。ご了承ください)

また、審査結果につきましては後日発表をいたします。

積極的な質問を

発表会後、審査員やオブザーバーを代表し、福井大学工学部応用物理学科 石松亮一准教授より講評をいただきました。

「皆さんの発表態度や質問の受け答え等が大変すばらしく、日田高校が実践しているRGBが身についていると実感しました」とお褒めいただき、今後のアドバイスとして「”積極的に質問をしよう”。質問をすることで、発表を聞く力と発言する力が身につき、発表者はなぜその質をされたのか?という疑問から発表の仕方や内容の深化を図ることができます」とご助言いただきました。

審査員の方には「コメントシート」という形で、各班に対しての指摘も頂きました。それらをもとに、3年生は今後、個人研究へとつなげていく予定です。審査員の皆様、お忙しいところお越し頂き、大変ありがとうございました。

審査員 (分野ごと)
「市民協働」 
  ・NPO法人リエラ            藤原 精三 様
  ・NPO法人リエラ            小林 理恵 様
「福祉」 
  ・日田市役所福祉保健部健康保険課    中山 裕美 様
  ・日田市役所総務企画部企画課      太郎良 悠希 様
「環境」 
  ・日本フォレスト株式会社 代表取締役  森山 和浩 様
  ・日田市役所市民環境部環境課      小野 芳也 様
「生活基盤」
  ・日田市役所総務企画部企画課      谷瀬 貴信 様
  ・日田市役所文化スポーツ観光部観光課  水谷 友哉 様
「産業振興」 
  ・SENOBI株式会社 代表取締役社長   宮崎 友彰 様
  ・日田市観光協会            黒木 陽介 様
「教育文化」
  ・教育庁学校教育課指導係        用松 孝志 様
  ・日田市役所農林商工部林業振興課    綾垣 早人 様
オブザーバー          
  ・福井大学工学部応用物理学科 准教授       石松 亮一 様
  ・立命館アジア太平洋大学言語教育センター 准教授 ベルガー 舞子 様
  ・大分大学教育学部 教授             三次 徳二 様
  ・大分県教育庁高等教育課 課長          小野 和正 様
  ・大分県教育庁高等教育課 課長補佐        塩月 孝弘 様
  ・大分県教育庁高等教育課高等教育指導班 指導主事 大津 俊一 様