【SSH】県内最先端科学研修

3月17日(月)と18日(火)、1年生のうち来年度SSクラスを希望する生徒たちが県内最先端科学研修に参加しました。

この研修は2年次以降の探究活動への足掛かりとして、大分県内の様々な企業を見学したり、本校SSクラスのOBの方たちと意見交換を行ったりすることで生徒の意欲を高めるとともに科学技術への知見を広げることを目的として毎年開催しています。

各訪問先での活動内容は以下の通りです。

●ティーアンドエス

IT関連の研修を受けました。本校OBの稲葉会長の説明を受けたあと、プログラミングなど作業の見学をしました。創造的なことをしていくために必要な知識や意識を学ぶことができました。

●大分県農林水産研究指導センター

漁業に関する研修を受けました。孵化させたヒラメを育てる施設の見学や、カボスブリの食べ比べ、調査船の見学を行いました。大分県の漁業を支える最先端の技術を学ぶことができました。

●OB座談会

72回生の先輩方4名(うち1名はオンライン参加)との交流会を行いました。高校時代に研究したことや体験したこと、大学の研究や大学生活など様々なことを聞くことができました。

●イーレックスニューエナジー

バイオマス発電に関する研修を受けました。原料の種類、大きさ、形の違いや発電の仕組みなどを学びました。その後、工場を見学し、原料がどんな過程を経て電気に変わっていくか学びました。

●大分県産業科学センター

講演を通じて、数学やプログラミングが苦手な人でもAIが作れるということを学びました。その後、施設の見学を行いました。急速冷凍をする機械や、X線を用いて中身を調べる機械などを見学し、県内の企業を支える技術を学ぶことができました。

●オートバックスセブン(ドローンサッカー)

ドローンサッカーの歴史などを知ることができました。説明後、体験を行いました。ゲームなどでコントローラーの操作に慣れていた生徒も苦戦していました。その後の模範操作を見て、驚きを隠せませんでした。

●太陽の家

障害を持つ人が社会で自立し働けるように、どのような支援を行ってきたか歴史を知ることができました。テクノロジーの力で、障害を持っている方も様々な仕事に取り組めることを知り、科学技術の進歩の大切さを学ぶことができました。

2日間の研修を通して、最先端の科学技術を知り、2年次の探究活動への意欲を向上させることができました。知らなかった世界を知っていくことの喜びも感じることができました。