学校案内
2月12日(水)10:30~15:20、「令和6年度SSH成果発表会」ならびに「令和6年度STEAM講演会」を実施しました。本発表会では、「日田高RGB」を身に付けるための学校設定教科「SS探究」における課題研究の1年間の成果発表会を行いました。
発表会及びSTEAM講演会の様子は、以下からのご視聴が可能です。
午前中は2年生の全46班(科学的な研究活動「探究Ⅰ」を行うSSクラス=10班、地域の研究活動「水郷ひた学Ⅰ」を行う文系・理系クラス=36班)が一同に会し、ポスター発表を行いました。
(発表資料…探究Ⅰ:https://kou.oita-ed.jp/hita/upload_files/2024/07/57684b1110aa64d62a0c1e771786e6e7.pdf 、
水郷ひた学Ⅰ:https://kou.oita-ed.jp/hita/upload_files/2024/07/daa9e2fa2115280fdd0f4f14c03db886.pdf)
発表の様子は以下の通りです。
探究Ⅰ①超音波で「ニオイ」除去~「汗臭さ」を消そう
探究Ⅰ②昆虫食の受容性について調べる
探究Ⅰ③最適化されたルート提案システムの開発
探究Ⅰ④アレルギー食材不使用のお菓子の開発
探究Ⅰ⑤学校の廊下を発電所に
探究Ⅰ⑥国内外来魚ギギの生態調査と有効活用法について
探究Ⅰ⑦日田杉からプラスチックを作る
探究Ⅰ⑧杉の色素を利用した化粧品の開発
探究Ⅰ⑨身の回りの物質をロケット燃料へ
探究Ⅰ⑩日田の梨を宇宙へ!
水郷Ⅰ市民協働11
観光パンフレットにも面白さを
水郷Ⅰ市民協働12
Let`s get a geta!!
水郷Ⅰ市民協働13
若者と高齢者が関わりを持つために
水郷Ⅰ市民協働14
日田の婚活について
水郷Ⅰ市民協働15
脱・迷惑行為
水郷Ⅰ市民協働16
そうよ、NPOを広げよう!!
水郷Ⅰ福祉21
目指せ!育児休暇取得率100%
水郷Ⅰ福祉22
介護士不足を解消したい!
水郷Ⅰ福祉23
高齢者を楽しい食事で健康に!!
水郷Ⅰ福祉24
運動会で日田を盛り上げよう
水郷Ⅰ福祉25
おいでよ!!子ども食堂HITAKO
水郷Ⅰ福祉26
子供の命を救うヒーローになろう!
水郷Ⅰ環境31
日田市民の安全意識の向上へ
水郷Ⅰ環境32
廃棄肉を使って、無駄の無い世界に
水郷Ⅰ環境33
効率よく快適な温度に!
水郷Ⅰ環境34
日田の川を綺麗にしよう!
水郷Ⅰ環境35
二枚貝を増やしてタナゴを助ける
水郷Ⅰ環境36
アプリでリサイクル意識改革
水郷Ⅰ生活基盤41
子育てに必要な資金を把握してもらい負担を軽減するための制度や助成金
水郷Ⅰ生活基盤42
交通安全マップで登下校を安全にしよう
水郷Ⅰ生活基盤43
宿泊客を増やそう
水郷Ⅰ生活基盤44
水嚢で浸水を防ごう
水郷Ⅰ生活基盤45
空き家にはもう飽き飽き!~空き家deお試しステイ~
水郷Ⅰ生活基盤46
サイクルツーリズムを使って日田を復興させよう
水郷Ⅰ教育文化51
未来に繋ぐ部活動
水郷Ⅰ教育文化52
祇園文化の伝承
水郷Ⅰ教育文化53
日田杉の建築物を広めたい
水郷Ⅰ教育文化54
日田焼きそばスタンプラリー
水郷Ⅰ教育文化55
学びの場を増やしたい!
水郷Ⅰ教育文化56
学習の入口を作りたい!
水郷Ⅰ産業振興61
放置山林の管理による環境にやさしい産業
水郷Ⅰ産業振興62
日田市における冬季宿泊者数増加に向けて
水郷Ⅰ産業振興63
空き家を憩いの場にしたい!
水郷Ⅰ産業振興64
廃棄梨の活用法~梨であわあわ~
水郷Ⅰ産業振興65
家族で楽しめるイベントを行うには
水郷Ⅰ産業振興66
豆田から隈へのルートを考えよう
昼休みを挟んで、午後は口頭ステージ発表として、1年生のWater Scienceの授業の代表2班、2年生の探究Ⅰの授業の代表2班、3年生の「SSHで学んだこと」1班による発表を行いました。
(発表資料…Water Science:https://kou.oita-ed.jp/hita/upload_files/2024/07/5972e77e5fcfce0f80a1c0d8d3a4c59b.pdf )
1年生Water Science①
〜Sustainable Delicious Water〜持続可能なおいしい水
1年生Water Science②
水温の違いによる洗浄力の違い
2年生探究Ⅰ①
アレルギー⾷材不使⽤のお菓⼦の開発
2年生探究Ⅰ②
身のまわりの物質をロケット燃料へ
3年生 SSHで学んだこと
その後、JST研究開発戦略センター システム・情報科学技術ユニット の福島 俊一 フェローによる「人工知能(AI)は○○か?~人・社会から見たAI~」、茂木 強 フェローによる「人工知能がひらくロボットの未来」という講演をいただきました。
生徒からも時間内に収まり切れないほど様々な質問が出るような興味深い内容でした。
1人1台iPadを活用して、聴衆の生徒がコメントを入力するなど、聴衆が主体的に参加できる発表会・講演会を目指して実施しました。
閉会行事の際に、生徒会長が発表生徒を代表して挨拶をしました。最後に本校SSH運営指導委員を代表して、九州大学の清野聡子先生にご講評を頂きました。
【生徒会長より】
・多くの方の協力の下での課題研究を通して成長や学びが多くあった。日田のことを知ることもできた。
・課題研究はまだまだ続く。探究力Rや発信力Gを向上できるようにこれからも皆で頑張ろう。
【清野聡子様より】
・森や水などの自然資源に恵まれた日田の地で生じている様々な社会課題に対して、科学技術でどう解決に向かわせるかを生徒の皆さんは考えてよく発表していた。午後に講演いただいた人工知能の内容は、そのヒントになったのではないか。
・皆さんはチームでの研究をされているが、科学技術は多くの人でチームを構成して研究を進めている。またそのチームを多くの人が支えることで成り立っている。これからの変化の大きな時代の課題解決には、多くの人とチームをどのように作っていけるかが重要。
・地域の多くの人が皆さんを応援してくれている。SSHでの経験をもとにさらなる飛躍を期待している。
ご講演いただきました福島様、茂木様、ご参加いただきましたご来賓の皆様、保護者の皆様、本日はお忙しい中でお越しいただきありがとうございました。そして発表や聴衆で参加した生徒の皆さん、大変お疲れさまでした。本日いただいたご示唆をもとに、これからさらなる課題研究の進化と深化を目指していきましょう。