学校案内
令和7年2月8日(土)に大分大学旦野原キャンパスにて行われた「第14回大分県高大連携シンポジウム」に、本校生徒8名と教師1名が事例発表者、教師2名がパネリストとして参加しました。
14回目となる本会は「『総合的な探究の時間』が拓く未来」というタイトルで開催されました。
はじめに株式会社DISCOVERY STUDIO 代表取締役の今村亮様の基調講演の後、別府翔青高校と日田高校の事例発表が行われました。
本校からは大分大学経済学部の先生方からのご指導を受けながら課題研究を進めた「水郷ひた学Ⅰ」について安倍あいみ教諭より説明を行ったうえで、教育文化51班の4名と福祉23班の4名が事例発表を行いました。
教育文化51班の4名(後藤心葉さん、加来礼士史さん、大東知世さん、長尾遥斗さん)は、「未来に繋ぐ部活動」というタイトルで、人事異動等が生じても継続的に部活動の技術指導を受けられるためのアプリの開発に向けて、現状把握、課題設定、改善策の考案という流れをわかりやすく説明し、そのうえで開発や実現後の課題まで想定した内容についての発表を行いました。
福祉23班の4名(梶原夢颯さん、梶原梨聖さん、宇野まいさん、中島萌花さん)は、「高齢者を楽しい食事で健康に!」というタイトルで、高齢者の健康寿命を延ばすために、高齢者向け配食サービスに地域特産の梨デザートとメッセージカードをつけて、食事を楽しんでもらおうというアイデアを、数値データをもとにして考えたり、配食サービス業者との連携を提案するなど、具体性の高い内容の発表を行いました。
どちらの班も大分大学や日田高校の先生方との協議や班員との議論を通して考えを深めたことを自信に堂々とした発表でした。
続いて、本校の安倍教諭と佐藤陽大教諭を含む5名のパネリストによるディスカッションが行われました。本校の先生方も本校の取り組みの様子を多くの方に伝えていただき、反響をいただきました。具体的な困りや事例を共有しながら、実りの多い時間となりました。
今回、発表の機会をいただいた大分大学の皆様、そして準備にかかわって頂いた先生方、発表者の先生、生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした! 今後も課題研究に頑張っていきます。