学校案内
令和6年6月28日の午後、第1回校内授業研究会並びに第2回SSH職員研修会(学習評価)が行われました。
まず、授業研究会では、英語、理科、家庭科の3つの分科会で、それぞれ普段の授業づくりに関する実践報告を行いました。
英語では、高倉圭一指導教諭による、「『社会の中の自分』を考える『プロジェクト型学習』の実践」というタイトルで、英語の本質的な内容理解と日田高RGBのR探究力やG波及力の育成のためのプロジェクト型の授業実践に関する報告を行いました。
続いて、「プロジェクト型学習のように普段の授業でも教え込まず教師がファシリテーターになるためには」というテーマで、グループ協議を行いました。
髙倉指導教諭の具体的な報告により、参加者は自教科の授業に置き換えて考えながら活発な議論ができていました。
理科では、堀田秀俊教諭、安東和樹教諭、田北俊郎教諭による、「生徒が主体的に探究して問題解決する授業づくり」に関して物理、化学、生物それぞれのにおける授業実践の報告を行いました。
続いて、「普段の授業で生徒が主体的に課題解決する授業を行うためには」「探究する力を高める授業を実現するには」というテーマで、グループ協議を行いました。
3名の教諭の報告をきっかけに、生徒が主体的に思考するための発問の仕方や授業構成に関して議論が深まっていました。
家庭科では、森佐和美教諭による、「主体的な学びを通して探究力を育てる」というタイトルで、家庭科の授業と家庭クラブ活動のそれぞれで、主体性を引き出しながら日田高RGBを育んでいる様々な実践事例の報告を行いました。
続いて、「普段の授業で生徒が主体的に課題解決する授業を行うためには」「探究する力を高める授業を実現するには」というテーマで、グループ協議を行いました。
森教諭が様々な角度からの実践報告を行ったことで、身近な事象に注目する班や、生徒の立場で授業を考え直す班があるなど、議論が盛り上がっていました。
その後、観点別学習状況の評価に関する研修会を実施しました。
研修会では授業改善プロジェクトリーダーより、本校が実践している評価に関して説明を行った後、「『形成的評価』及び『総括的評価』で感じている課題や成果を共有し、生徒の力を伸ばすためのより良い評価のあり方を考える」というテーマで班協議を行いました。
普段の評価の在り方について互いに情報交換することで、現状の成果と課題を共有しながら、活発に議論が進んでいました。
本日の研修を生かし、日田高RGBを高めるよりよい授業づくりを、学校全体としてさらに進めて参ります。