ProgreSS研修(種子島・屋久島)4日目

2022年10月14日

10/13(木)の4日目は、2班に分かれてフィールドワークを行いました。

A班はヤクスギランド、B班は西部林道や大川の滝、千尋の滝、トローキの滝、田代海岸等を屋久島全体へ向かいました。
A班のヤクスギランドでは、天候が雨でしたが、雨であったからこそ、雲の中にいながらの幻想的な自然美を味わうことができました。樹齢1000年を超える屋久杉をはじめ、標高1000 mならではの植生、生存競争に生き残るための生命の力強さ、600種類を超えるコケ、様々な渓流等、ここでしか見られない多くの景色を見ることができました。

B班は、まず世界自然遺産の登録地域内である西部林道に向かいました。西部林道では本島の亜種であるヤクシカ・ヤクザルに出会うことができました。その後は、標高差や硬い岩盤である特徴を持つ、滝を見学しました。私たちが住んでいいる地域の滝とは景観が異なり、一枚岩の中を勢いよく流れ込む壮大さを目の当たりにすることができました。その他にもサンゴ礁や田代海岸といった、屋久島の海の自然を見学し、屋久島の成り立ちを改めて実感することができました。

フィールドワークを終えてからは、お互いのフィールドの内容を伝えあい、「屋久島が世界遺産に選ばれるほど美しい理由」について考える研修を行いました。お互いが得た情報と昨日の事前研修の内容を整理しながら、分析し、考察する力を身に付けることができました。

残り1日の研修もより一層充実したものになるよう、頑張ります。