学校案内
令和6年2月5日(月)3,4時間目帯に、2年生SSクラスを対象に『サイエンス・ダイアログ』を開催しました。
「サイエンス・ダイアログ」は、日本学術振興会のフェローシップ制度により、世界各国より日本の大学・研究機関等へ研究のために滞在している優秀な若手外国人研究者(JSPSフェロー)を、講師として高等学校等に派遣し、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行うプログラムです。(日本学術振興会HPより)
本日の講師は九州大学のPurna Kanta Boruah先生でした。Purna先生はインド出身で博士を取得後、九州大学・大学院理学研究院で化学 無機・錯体化学関連を専門に研究されている方で、講義の前半にはPurna先生の生い立ちと研究者を目指した理由について語って下さり、後半では、九州大学で現在研究している内容についてお話をしてくれました。
質疑応答の場面では生徒から多くの質問が出て、講義内容についての理解をより深めることが出来ました。
生徒たちは英語での講義に集中力が途切れることはなく、積極的に講義の内容を吸収している様子で、充実した時間となりました。
生徒の感想は以下の通りでした。
・創造性や客観的な見方が大事だと聞いたので、その力を日ごろから発揮できるようになりたい。
・いろんな言語を聞き慣れて、英語耳になりたいと思った。
・英語の発表でも理解して、質問できるようになりたい。質問できなくて悔しかった。
・フレキシブル発電など知っていたから、それがグラフェンやMXeneと関りがあったので興味深く話を聞くことができた。
・今後の研究や趣味に今回の知識を生かして、僕も何かものづくりをしてみたいです。
Purna Kanta Boruah先生、講義補助として来てくださった大場正昭先生、お忙しい中、日田高校に来て下さりありがとうございました。