学校案内
令和6年2月15日(木)5~7時間目帯に、2年生SSクラスを対象に適切なデータ処理による研究の実証性の向上を目指した『データサイエンス講座』を実施しました。
今回は、大分県DX推進アドバイザーの福重貴浩様をお招きし、講義・実習をしていただきました。
5時間目は「データサイエンスとは何か」「データサイエンスがどのように社会(企業)を変えたのか」「データサイエンティストの仕事とはどんなものか」等について、具体例を交えながら丁寧に説明していただきました。統計やデータエンジニアリングの意義を学んだ生徒は「データサイエンスは世の中を豊かにする重要な考え方・ツールである」と実感していました。
6時間目からはデータを利用して、統計処理(T検定)やデータの名寄せ(データエンジニアリング)に実際に挑戦しました。わかりやすい説明により、全員が統計処理や名寄せをできるようになりました。
生徒からは「実際に活動してみて理解することができ楽しい時間だった」「論理を理解した後にエクセルやプログラミングの技能を身につける必要があるとわかった」「実際にエクセルでT検定をできて面白かった。今後の探究活動に活かしたい」といった感想が聞かれました。
また、放課後には本校教員に向けてのデータサイエンス研修を実施していただき、本校生徒の事例を通して、データ処理の際の注意点などを説明いただきました。参加した教員が研修後に職員室でデータサイエンスに関する議論を交わすなど、データ分析に対する意識を高める有意義な時間となりました。
次年度以降も継続して、データサイエンスに関する講座や研修を行い、生徒・教員の意識やスキルの向上を目指す予定です。
福重様、本日はお忙しい中、貴重な講演をありがとうございました