学校案内
10月6日(火)、令和8年度第2回「中高の学びをつなぐ連携協議会」に係る授業研究会を実施しました。
今回の授業研究会では、「指導教諭をリーダーとしたチームによる授業改善の推進」の取組の一環として、授業実践をもとに、よりよい授業づくりについて研究・協議を行いました。
研究授業では、「温泉水に含まれる物質について、実験結果と既習の化学的知識を関連付けて考察するとともに、結果から言えることを踏まえて、根拠をもって表現することができる」ことを目標に授業を行いました。
生徒たちは、筌ノ口温泉、寒の地獄、山里の湯、ミョウバン温泉の温泉水を班ごとに担当しました。
「この温泉水には、どのような物質が含まれているのだろう?」
この疑問を解決するため、どのような実験を行えば成分を確かめられるのかを班ごとに考え、実験計画を立てました。その後、自分たちで計画した実験を行い、試薬を加えたときの色の変化や沈殿の生成などを観察しました。
実験では、試薬を加えることで色が変化したり、沈殿が生じたりすると、生徒からは驚きの声が上がりました。
しかし、生徒たちはそこで終わりません。「この沈殿は何だろう?」「この色になったからといって、本当にそれが含まれていると言えるのだろうか?」など、自分たちが導き出した考察に対しても疑問の目を向け、班の中で活発に議論を交わしていました。
既習の化学的知識や実験結果を一つひとつ確かめながら、「この結果から本当にそこまで言えるのか」「ほかの可能性はないのか」と考え、自分たちの考察が化学的に正しいのかを検討する姿が見られました。
実験を通して得られた結果をそのまま受け入れるのではなく、根拠をもとに考え、互いの意見をぶつけながら考察を深めることで、科学的に考える力を育む授業となりました。
今回の授業研究会では、中学校と高等学校の学びをつなぎ、生徒が主体的に考え、根拠をもって表現する力を育てる授業づくりについて、参加者で学びを深める機会となりました。



