台湾研修 1日目~2日目

【1日目】

12月16日(火)、日田のバスセンターで出発式を行いました。校長先生から「五感を使って、学んでほしい」と言葉がありました。
代表生徒からは「しっかり学んで、他の生徒にも伝えられるようにしたい」と強い決意表明がありました。

台湾到着後、現地の係員と合流し、バスで移動をしました。バスのなかで、台湾の歴史についてのレクチャーを受けました。使用言語や先住民族についてや、日本の統治の影響で日本語が使える方がいること、様々な国や地域の食文化が入ってきていること、地震があるので日本の建築技術を使って高層ビルが建てられていることなどを教えていただきました。

故宮博物院では、翠玉白菜など、歴史的にも価値が高い展示品を見学しました。青銅器に文字を掘って記録していることや、方角には神が宿っていて、特に龍が陶器に書かれていることが多いこと、模様の付け方に工夫があることなどを知ることができました。

夕食は、レストランにて夕食をとりました。レストランには日本の高校生も多く、台湾が研修先に選ばれていることを体感しました。

ホテル到着後、台湾の大学に在学中の本校OB(74回生)との座談会を行いました。なぜ台湾の大学を選んだのか、留学というのは響きが良いが大変なことも多い、だけど自分が選んだ道に責任を持つこと、どのようにして中国語をマスターしたのか、卒業後はどうしたいのかなど聞くことができました。生徒たちは自分の人生の選択に対する意識の違いを感じていました。

明日の現地の高校生との交流に向けて、最終確認をして就寝します。

【2日目】

12月17日(水)、新北市立新荘高級中学で、高校生との交流を行いました。最初は両校のプレゼンテーションです。本校は日田高校、日田市、日本のアニメ、折り紙についてプレゼンをしました。次にグループに分かれて、台湾の生徒のプレゼンテーションを聞きました。質問も積極的に行いました。次はパイナップルケーキを作りました。作成中に「美味しい」などを北京語で何と言うか教えて貰いました。最後に昼食を食べながら交流しました。先程作成したパイナップルケーキも一緒に食べました。

新北市立新荘高級中学を出発後、國立中正紀念堂からB&Sプログラムを開始しました。B&Sプログラムは現地の大学生と観光するプログラムです。交流を深めながら観光することができました。