【SSH】第2回授業研究会を行いました。

11月10日(月) 第2回授業研究会を行いました。

今回の研究授業は、『「深い学びの3視点の実現」及び「日田高RGBの評価の充実」を目指す授業』をテーマに行われました。
英語、理科、保健体育、SS探究の4教科の授業が行われ、どの教科においてもテーマに沿った工夫を凝らした授業が行われていました。

生徒主体の授業が展開

英語~論理表現Ⅱ~

2年2組で行われた論理表現の授業は「To write an English report about foreigen food culture and cuisine, following the three points: 1.Specific information 2.Approproiate English expressions 3.Logical structure」を目標に掲げ行われました。

生徒たちは、明示された目標を意識しながら、外国の食文化やその国の料理についてプレゼンテーションを作り発表していました。どのペアにおいても英語で発表し、その国の食文化などについて理解を深めました。

理科~生物基礎~

1年4組で行われた生物基礎の授業は「免疫反応の学習を通して得た知識を、聞き手を意識しながら構造化し、表現することで論理的に思考、表現する資質、能力を養う」を目標に掲げ行われました。

生徒たちは、免疫反応について4コマ漫画を作成し、班の中で発表しあい質問を繰り返しながら免疫反応に関する知識をつけました。また、質問された内容に回答できるよう教科書やインターネットを用いて熱心に調べ説明している様子がうかがえました。

保健体育~保健~

2年1組で行われた保健の授業では、「食中毒による健康被害を防ぎ、健康を保持増進するための計画を立てよう」を目標に掲げ行われました。

生徒たちは、グループに分かれ食中毒の原因となる細菌について、原因食材や事例などをインターネットで調べ、その内容をもとに自身で食中毒にならないための対策を考えました。
その後、班内で調べてまとめた結果を発表をし、聞いてる人はメモを取るなどして自身の学びにつなげようとする姿勢がうかがえました。

SS探究~SSPⅠ~

1年1組で行われたSSPⅠの授業では、「公開鍵暗号方式が優れている点について、論理的に説明し、実践することができる」を目標に掲げ行われました。

生徒たちは、シーザー暗号やポケベルの仕組みについて理解した後、公開鍵暗号方式の図を見て優れている点を見つけ、論理的表現しようと試行錯誤している様子がうかがえました。
また、公開鍵暗号方式の1つであるRSA暗号をWebのアプリケーションを用いて実践し楽しみながら学んでいました。

分科会&全体会

研究授業の後に行われた分科会では、各教科ごとに分かれ、授業の振り返りと反省、改善点などについて意見を出し合い、明日以降の授業につなげるため活発な議論が行われました。

その後、各分科会で協議された内容を全体会で還流報告をし、大分県教育委員会高校教育課からお招きした指導主事から、「主体性のある生徒を育成するための授業等の工夫」についてお話いただきました。

教職員一同も授業研究会を通して、授業に対する学びを深めることができました。

これからも、よりよい授業を行うため学ぶ姿勢を常に持ちながら日々邁進してまいります。