【SSH】2年SSクラス 蓼原(たでわら)湿原フィールドワークを実施しました!

7月31日(木)、2年SSクラス対象に「蓼原(たでわら)湿原フィールドワーク」を実施しました。

今回は、玖珠郡九重町の飯田公民館での講演、そして飯田高原の長者原、標高約1000mに位置する蓼原湿原でのフィールドワークの2つを行いました。

飯田公民館 ~日本の植生についての講演~

フィールドワークに向かう前に、日本の植生についての講演をして頂きました。
他にもフィールドワークを行う上での注意点(危険植物の説明)や、似た植物の見分け方などを丁寧に講演の中で説明してくださり、実際に葉っぱなどを用いて似た葉っぱの相違点などをグループワークでみとる活動を行いました。

また、積極的に自分の疑問などを質問する姿から探求を行う上での基礎が培われていると感じました。

湿原フィールドワーク in タデ原湿原

飯田公民館での講演後、タデ原湿原に移動しフィールドワークを実施しました。
フィールドワークではクラスを3つの班に分け、グループごとに探索に向かいました。
フィールドワークの中ではタデ原湿原が抱える課題やどのように形成されたのかなど詳細に説明をして頂きました。

木の高さを測る方法の実践や、山の湧き水の味見、湧き水のph測定、様々な場所の土や砂の保水力測定などを通して、山や自然に対する興味・関心・理解を深めました。

今回のフィールドワークでは、11月の屋久島・種子島での研修につなげる貴重な機会となりました。この経験を活かし、11月の研修に向けてより一層探究活動を深化していきたいと思います。

最後になりますが、九重ふるさと自然学校の皆様、飯田公民館の皆様、誠にありがとうございました。