第2回授業研究会(公開)を実施しました。

令和6年11月8日(金)、第2回授業研究会を実施しました。

今回の授業研究会には、本校職員以外にも、7名の参加がありました。

まず、「『深い学び3視点の実現』及び『日田高RGBの評価の充実』を目指す授業の検証」を共通テーマとして、国語(論理国語)、地歴(地理探究)、数学(数学Ⅰ)、SS探究(水郷ひた学Ⅰ)の計4教科において、研究授業を行いました。

国語 (3年生:論理国語)

目標:提示された情報を正確に読み取った上で、情報
と情報の関係性を論理的に把握し理解する。

育成したい日田高RGB:分析検証力

内容:大学入学共通テストを意識した論理的な分析と検証

深い学び3視点:社会実装

地歴(2年生:地理探究)

目標:中国のGDP が今後どのように成⾧するのか、資料を基に予想し、論理的に表現する

育成したい日田高RGB:論理表現力

内容:中国の工業

深い学び3視点:課題解決

数学(1年:数学Ⅰ)

目標: 定義やグラフ等の自身の解答の根拠を記述し、説明する。

育成したい日田高RGB:論理表現力

内容:2次関数(絶対値のグラフ)

深い学び3視点:課題解決

学校設定教科:SS探究(2年:水郷ひた学Ⅰ)

目標: 立案した事業計画の発表活動について、
①【発表時】自班への質疑の応答を通して、自班の課題やその改善策を見出して表現する。〔論理表現力(R) 〕
②【質問時】他班への質疑を通して、自班の計画を客観的に捉える。〔分析検証力(R)〕

育成したい日田高RGB:①論理表現力、②分析検証力

内容:研究内容に関する質疑応答を通した、研究の改善

深い学び3視点:課題解決

研究授業後の事後検討会では、昨年度に引き続き、iPadを用いてワークシートに各自が付箋入力(MetaMoJi)を行い、授業内容についての協議を深めました。

各協議会場で、大分県教育委員会の指導主事の先生から、授業についてご助言をいただきました。

その後、全体会をリモート配信で行いました。

全体会では、教科での検討会の報告の後、高校教育課の須藤主幹より、「日田高校の授業改善の意義を考える」と題して、講演をいただきました。

「全ての授業で、深い学び3視点を実践し、日田高RGBの力を育成する」というSSHⅢ期の授業づくりをスタートさせて4年になります。今後も授業改善に向け、研究会や研修に力を入れていきます。