学校案内
令和6年9月19日(木)16 : 40 ~ 17 : 40に、九州スペースサイエンスネットワーク(QSN)主催「第4回スペースサイエンスカフェ」が開催され、今回は5人の生徒が参加しました。この取り組みは、大分県立舞鶴高校のスーパーサイエンスハイスクール重点枠(文部科学省指定)による取り組みであり、11月まで毎月1回(計6回)開催される予定です。
第4回目は 東京大学宇宙線研究所 小野 宜昭 助教より「大望遠鏡で探る宇宙最初の銀河」というテーマでご講演いただきました。
まず前提として、光の速度には限度があるため「遠くを見ることは過去を見ること」であるという内容のお話をしていただきました。今、地球上から見る太陽は約500秒前、アンドロメダ銀河は230万年も前のものであるということに驚いていました。また、波長の違うフィルターで撮影した銀河の写真を見て、異なる波長のフィルターを組み合わせて用いることで、様々な距離の銀河を観察することができるということを学びました。
以下は一部抜粋した生徒の感想です。
「ハッブル宇宙望遠鏡やジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡の画像を見て、まず宇宙・銀河についての興味を持つことができた。“遠くを見ること=過去を見ること”とする考え方に、なるほどと思い、それを元に講義に参加することができた。」
「宇宙で撮られた写真を見て,望遠鏡の精度,その歴史を読み取ることができた。」
今回の講演で学んだことを、探究活動や日々の学習につなげ、宇宙に対する興味を深めてくれることを期待しています。
東京大学の小野様、ありがとうございました。