県内最先端科学研修2日目(1年生)

2023年03月15日

県内最先端科学研修2日目です。
午前中は、佐伯市のホテルを出発し、イーレックスニューエナジー佐伯株式会社佐伯発電所を訪問しました。この会社は、パームヤシの実からパーム油を絞った後の廃棄物である「パームヤシの殻」を燃料にタービンを回し発電しているバイオマス発電所です。カーボンニュートラルを実現する環境にやさしく効率の良い発電方法を研究し、脱炭素社会の実現に貢献している会社であることが分かりました。
ヤシ殻を燃焼させるボイラーシステム、発生した蒸気で回すタービンなど工場の見学をさせて頂きました。

午後は、大分県産業科学技術センターを訪問しました。この施設は、大分県の機関で大分県の企業が商品開発の研究を行う際に、技術や機器を提供しサポートする研究機関です。
今回は、3Dプリンター、食品加工施設、X線CT、磁気や電波を遮断した部屋など見学し、研究者の方から説明を伺いました。新しい製品が生まれる時、企業の方は様々な実験を繰り返し、安全性や品質の向上させその集大成が製品として流通しているということに気付きました。

そしてホテルの夜です。「SSクラス卒業生との交流会」が行われました。6名のSSクラスの先輩をお招きして、生徒からの質問に1人ずつお答え頂きました。課題研究についてのアドバイスやSSクラスで身に付いた力など話して頂きました。多くの発表会を経験できるSSクラスでは、プレゼン力、論文を読んだりまとめたりする力などが身に付き、大学生活で役に立つ場面も多いとのお話がありました。
その後、各グループに1人の先輩に入って頂く自由質問タイムがあり次々と質問が出されました。
最後に先輩方の元担任の先生からもエールがあり、多くの方々が期待と応援をしてくれていることを実感しました。