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HPをご覧のみなさん、こんにちは。HP「中の人」です。ここ2回の投稿で暑さの話題に触れたので、今回は…と思ったのですが、やはり「あちぃ」ですね。たしかに暑いのは身体に堪えますが、今年は例年の梅雨時期には見られない『天の川』を見ることが出来そうで、ちょっとワクワクしている「中の人」です。
さて、今回は図書館だより『鶴嶺LIBRARY』の最新6月号が出来ましたので、その紹介をしたいと思います。毎月1回発行されている『鶴嶺LIBRARY』ですが、今回の特集は「資料の活用で時事問題に挑む」です。また、江藤陽二校長の推薦図書や図書館活用授業の紹介、図書委員会の活動紹介など盛りだくさんの内容で構成されています。
まず特集の「資料の活用で時事問題に挑む」は時事問題の情報取集や考察に必要な資料が紹介されています。現在では入試においても小論文や面接・集団討論で題材として用いられたり、思考ツールの1つとして時事問題を活用するケースが多々見受けられます。その動きに対応する資料の特徴などが詳細に書かれています。特に「中の人」がお薦めするのが新聞です。最近ではインターネットの普及により、情報をリアルタイムで入手できるようになったことで、新聞購読数も減少しているそうです。このような状況で「新聞はオールドメディアだ」などと言われることもしばしば。しかし新聞は読解力向上につながるだけでなく、様々な時事問題を取り扱っている点も魅力です。また、同じ時事問題でも複数の新聞社で論調が異なり、多面的視点で分析する基礎的知識を得ることもできます。なお、「中の人」が鶴高図書館で一番のお薦め新聞は『日本経済新聞』です。大学の入試問題で使用されることも多いのですが、近年は経費節減のあおりを受けて新聞購入数を減らす学校も少なくありません(実は日本経済新聞を削る学校もあります)。しかし、鶴高では入試で活用できることから生徒への還元ということで日本経済新聞の購読を続けています(当然ですが、ここに至るまでには多くの方の尽力があってのことです)。生徒のみなさんも、読んでみてください。難しいですが読みごたえはありますよ。
また、江藤陽二校長の推薦図書『高校生のための論理思考トレーニング』も、現在の高校生に必要な要素獲得のヒントになりそうな本です。江藤校長の専門は英語で、その経験もあっての推薦のようです。生徒のみなさんで、もし英語で悩んでいる人がいれば手に取って読んでみてください。何かを得るヒントになるかもしれませんよ。
【今回の読書の名言】『私は、時間がなくて本も読めません。という弁解を、絶対に信じない』これは日本を代表する作家であり歴史家でもある塩野七生(しおのななみ)さんの言葉です。たしかに、私も一時期忙しさを理由に読書をしない時期がありました。しかし、読書って本さえあれば「いつでも、どこでも」できるんですよね。日本でも著名なアスリートでも読書をするという選手は多いですが、移動時間などの隙間時間を見つけて読書をするのだそう。みなさんも空いた時間に読書をしてみてはいかがでしょう?(ちなみに「中の人」は寝る前の時間を使っています。しかし、一度読みだすと止まらないんですよね…)