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3年生の門出を祝して…(第77回卒業式)

HPをご覧のみなさん、こんにちは。HP「中の人」です。少しずつではありますが、春らしさを感じることができるようになりました。みなさんはいかがお過ごしですか?

さて、3月は春の訪れを感じ、気持ちを新たにさせてくれる半面、別れが多く寂しい気持ちにもなる月です。そして今年もやってきた3月1日。第77回卒業式が行われて、3年生が学び舎から旅立っていきました。

国歌斉唱の後、阿部恭子さん以下217名に、芝﨑正則校長から卒業証書が授与されました。

卒業証書を授与される阿部さん
鶴高では、一人ひとりに対して校長が卒業証書を授与します

その後、芝﨑正則校長が、近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の「夢七訓」を引用し「自分の夢を持ち、大切にすることが幸せであり、やがて社会生活で周囲の幸せを大切にすることで自分も幸せになる。つまり今後、どのように自分の夢を用いて社会貢献するのかを考えながら人生を歩んでほしい。夢(=理想)を持つことで信念が生まれる。常に夢を持ち続けてほしい」と式辞を述べました。

そして、式はクライマックスを迎えます。そうです、在校生代表送辞と卒業生代表答辞です。

まず送辞では、在校生を代表して2年生の佐藤逞斗さんが、江戸時代後期に活躍し、医学者・教育者としての社会的責務を果たすことを使命としていた緒方洪庵の思想などを引用し、社会での活躍を祈念した内容で卒業生を送りました。続けて、卒業生を代表して井上花さんが先生方や同級生、そして後輩に向けたメッセージを学校生活を振り返りながら答辞という形で応えました。高校生活では苦しいこともあったでしょう。その時に先生方や仲間の支えも大きかったと思いますが、やはり一番の支えは身近にいる家族の存在。井上さんがそのことに触れると聞いていた卒業生の目にも涙が…。井上さんの答辞は、生徒だけでなく保護者のみなさん心にも響いたと思います

最後に、77回生のみなさんから素敵な卒業記念品を頂きました。自主学習用の机・椅子セット(20セット)です。

素敵な記念品、ありがとうございます。在校生が有効に活用させていただきます。

さて、式が終わり外に出ると、中庭が何やらザワザワと…。実は、卒業生がサプライズを準備していたんです。これまでの感謝の気持ちを込めて、渡邉真平学年主任に花束と…胴上げがプレゼントされました。

最高の胴上げです。生徒たちの笑顔を見ると、渡邉学年主任が、どれだけ生徒に愛情を注いでいたか分かります。

【77回生のみなさんへ】改めて、卒業おめでとうございます。これからのみなさんの人生が、前途洋々でありますよう別府鶴見丘高校の全員で祈っています。たまには鶴高に遊びに来てくださいね。そして、これからも鶴高の卒業生として、在校生の活躍をあたたかく見守っていてください。それでは、お元気で。